試合を見るのが1週間ほど遅くなってしまいましたが、簡単に要点だけまとめておきます。
公式に発表されたフォーメーションとスターティングメンバーは以下の通り。
【発表されたフォーメーション&スターティングメンバー】
4-1-4-1
マンジュキッチ
ミュラー クロース ラーム ロッベン
ハビ・マルティネス
アラバ ダンテ ボアテング ラフィーニャ
ノイアー
しかし、この蓋を開けてみると、全く違うフォーメーションでバイエルンは戦っていた。
試合後に報道されたスパイの件で言われているように、グアルディオラ監督からの指示でロングボールとサイドチェンジを意識したチームは、ハビ・マルティネスというタワーをトップ下に移動させていた。
【実際の前半フォーメーション】
4-2-3-1
マンジュキッチ
ロッベン ハビ・マルティネス ミュラー
クロース ラーム
アラバ ダンテ ボアテング ラフィーニャ
ノイアー
マンジュキッチとハビ・マルティネスにボールを当てる、もしくはマンジュキッチにボールを当て、それをサイドに展開してからハビ・マルティネスがヘディングというような展開を狙っていたと思われる。
そして、ロッベンとミュラーの位置もすぐに入れ替わり、ほぼロッベンが左、ミュラーが右にいる時間が多かった。
これもいつもの逆足サイドアタックではなく、中に切れ込むよりもクロスを意識してのものと思われる。
組立はボランチの位置に下がったクロースが主に担当。
ロングボール主体ということもあり、アラバ、ラフィーニャの二人は普段よりもオーバーラップの回数は少ない前半だった。
バイエルンの前半の戦術と狙いを紹介したので、次は試合の展開。
ドルトムントのハイプレス、パスコースをうまく消して前からあたってくる相手に、パス回しは苦戦した。
もちろんロングボール狙いだったのでこれも想定内だが、それ以上にロングボールの精度、そしてセカンドボールの奪取が思ったようにいかず、ドルトムントの攻撃と守備が目立つ前半だった。
マンジュキッチのジャンピングボレーのようなシュートが惜しくもヴァイデンフェラーに抑えられたが、ドルトムントの方がゴールの雰囲気は強かった前半だった。
それでもバイエルンも防戦一方というわけではなく、クロースからミュラーやロッベンへ良いパスが渡っていた。
後半も同じ状態で試合に入る。
開始10分は前半がそのまま延長しているかのような展開だったが、ここでグアルディオラ監督が動いた。
ドルトムントのホームで、強烈なブーイングが予想されたマリオ・ゲッツェを、通路でアップさせてからマンジュキッチと交代させ、偽9番の位置へ。
ゲッツェが入り、マンジュキッチがアウトになったことで、ロングボールからショートパスを意識した戦術へ変更。
ゲッツェはミュラーとポジションチェンジする場面もあり、ボールをもらいにボランチの位置まで下がっていくシーンも見受けられた。
続いてペップは、ボアテングに代えてチアゴを投入し、フォーメーションを変更。
さらにショートパス主体の通常の戦術へと変更させていった。
【ゲッツェ、チアゴ投入後のフォーメーション】
4-1-4-1
ゲッツェ
ロッベン クロース チアゴ ミュラー
ラーム
アラバ ダンテ マルティネス ラフィーニャ
ノイアー
ハビ・マルティネスはいよいよ強豪相手のCBトライ。
ダンテとコンビを組みつつも、ラインコントロールでは危ない場面もあったが、対人プレーには強さも見せてくれた。
ラームのアンカーというスタイルだが、ドルトムントの両翼は中央寄りに入ってくる傾向があるため、クロースとチアゴがボランチ位置まで度々下がる変則的なフォーメーションを今回も用いている。
特にチアゴは、クロース以上にボールに触れながらゲームをコントロールしようと、まさにバルセロナのイニエスタを思わせるようなプレーをしていた。
時折ミスパス、というよりも受けてがバルセロナ流でもなければ、スペイン代表でもないということを意識していないような狭いところでパス交換を行おうとし、受けてがトラップしてからドルトムントに取られる場面もあった。
チアゴの意識も、バルサ流からもっとバイエルン流へとチェンジしていく必要があると感じるプレーだった。
試合が動いたのはゲッツェ投入後しばらくしてから。
決めたのはこの試合大ブーイングを受けているマリオ・ゲッツェ。
裏切り者と罵っている相手に決められた決勝点で、ドルトムントの応援席は静まり返ってしまった。
右サイドで受けたミュラーから、グラウンダーのクロスが中央のゲッツェに渡り、ワントラップから素早い技ありのシュートで、古巣から先制点を奪った。
ムヒタリャンの決定的な場面もあったが、得点できないドルトムントはムヒタリャンとブワシュチコフスキに代えてホフマンとオーバメヤンを投入。
それでも大きな流れの変化にはつながらない。
ドルトムントのプレス開始位置が徐々に下がったこともあり、バイエルンもボールを落ち着いてもてるようになってきたこともあり、ドルトムントが良い攻撃を見せるものの、波状攻撃とまではならずバイエルンもペースを乱すには至らない。
最後の交代はラフィーニャに代えてヴァン・ブイテン。
ブイテンがCBの位置に入り、ハビ・マルティネスがアンカー、右SBにラームという守備を意識した采配に切り替わりつつあったが、ここで止めを刺したのがアリエン・ロッベン。
ボールを奪ったバイエルンは、そのボールをすぐにチアゴ・アルカンタラへ。
左サイドを素早く上がるロッベンを見逃さなかったチアゴから、素晴らしいロングパスが通る。
これを頭で前方に落とし、一気にスピードに乗ったロッベンは、そのままゴール左ポストあたりまで侵入し、ゴールとの間に飛び込んできたディフェンスと、コースを消すGKをあざ笑うかのようなチップキックで逆サイドネットにボールを収めた。
勝利が遠くなったドルトムントの集中力が切れたのが、その直後PA手前右サイドよりでボールを持ったロッベンがディフェンス2枚を引き付け、その外側を駆け上がってきた右SBラームへパスが渡る。
ラームは落ち着いてゴール前へマイナス気味のグランウダーのクロスを送る。
これをディフェンスのマークを外したミュラーが決め3-0。
試合内容を反映したとは言い難い結果となってしまったが、昨季3冠を達成し、ペップとともにさらなる栄冠を手にしようとするチームは、決めるところで決めしっかりと結果を残すと表現できる試合だった。
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