ドルトムント・クロップ監督「香川は世界最高の選手の一人」 | シュートを打て!【バイエルン・ミュンヘン】

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ブンデスリーガ、ボルシア・ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が、イギリスのガーディアン紙のインタビューの中で、日本代表MF香川真司について意見を述べた。

「香川真司は世界で最高の選手の一人。しかし、マンチェスター・ユナイテッドでは20分間しかプレーしていない、しかも左ウイングだ。心が痛む、涙が出る。」

すごい内容のインタビューだったようです。

香川真司にとっては、世界的な監督からの最大の賛辞ではないでしょうか。

「セントラルハーフこそ香川真司のベストポジションだ。香川真司は攻撃的MFとして、私が見てきた中でも最も優れた得点感覚を持った選手の一人だ。だが日本の人々の多くにとって、ドルトムント以上にマンチェスター・ユナイテッドでプレーすることに意味があるようだ。」

「ヌリ・シャヒンがその1年前に出ていった。レアル・マドリードは世界最大のクラブだからだ。選手達が我慢強ければ、我々はこのチームを世界最高のチームの1つに発展させることができる。」

聞き流してしまえばただのインタビューだが、クロップからはボルシア・ドルトムントの進む道、そして自身の監督業への自信、出ていった選手への嘆きが見てとれる。

ヌリ・シャヒンはレアル・マドリード、リヴァプールを経てボルシア・ドルトムントに復帰し、中盤の底で息を吹き返しつつある。

香川真司は日本代表での左SMFしかり、マンチェスター・ユナイテッドでもトップ下での出場回数は少ない。

そして、今シーズン限りでマリオ・ゲッツェがバイエルン・ミュンヘンへ移籍し、厳しいポジション争いに加わることとなる。

香川真司はマンチェスター・ユナイテッドに移籍し、さらにその名を上げることに成功した。

しかし、プレー機会が少なく、彼自身のレベルアップはドルトムント時代よりも緩い上昇曲線へと変化してしまった。

マリオ・ゲッツェの後釜として、香川真司をドルトムントが迎え入れる体制は十分にある。

しかし、香川真司はそれを選ばないだろう。

優れた中盤での戦術が存在し、チームとしてカウンターや押し上げが確立され、その中で香川がボランチとDFの2ライン間でボールを受けられるようなチームでなければ、香川真司は活きてこないのではないだろうか。

2ライン間で前を向いて受ける。

もしくは1トップのポストプレーの落としを香川が受けてDFラインの裏に侵入していくようなトップ下というよりも、シャドーストライカー、セカンドトップのような役割とも言える。

日本代表では、遠藤という司令塔がいるものの、チーム全体の押し上げはトップ下の本田のキープ力を活かして行われるため、日本代表のトップ下に香川真司は適さない。

しかし、創造性、ドリブル、得点力、アシスト力を買われ左サイドには存在している。

存在しているだけで、大きなインパクトは残せないのが、左サイドだ。

せめてバルセロナでのビジャのように、3トップのサイドで起用され、サイドから中央に流れながらボールを受けるのであれば、今の香川を活かせるのかもしれない。

左SMFでどうしても活路を見出したいのであれば、それに適したプレーヤーへと成長してかねばならないだろう。

その代わりトップ下の適正は薄れていくことになるかもしれないが・・・

日本代表を考えると、トップ下は代々争いが厳しいですよね。

中田、前園、名波の世代。

小野、中村の世代。

そして本田、香川。

名波はボランチの適正が向上、中村俊輔はサイド適正の向上、小野はボランチの適正向上とシステムに寄りそう形で、代表でのポジションを確保しようとしてきた。

本田、香川はどのような相乗効果をワールドカップで魅せてくれるのだろうか。

2014年ブラジルワールドカップが今から楽しみですね。



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