2013年富士ゼロックス・スーパーカップが開催された。
2012年J1王者サンフレッチェ広島と、2012年天皇杯王者柏レイソルの対戦だ。
結果は、2012年J1得点王に輝いた佐藤寿人のジャンピングボレーで広島が1-0で勝利。
広島は3-4-2-1を基本スタイルとしたチームで、1トップの佐藤の周りを2シャドーでフォローアップする。
さらに攻撃時には、2シャドーのさらに外側を両翼のMFが駆け上がる。
中央、両サイドの全てから攻撃を開始でき、1トップの得点王佐藤へパスが配給されていく。
今シーズンはDFからの攻撃参加が持ち味だった森脇が浦和レッズに移籍。
後ろからの組み立て、数的優位を作る動きを、森脇の代わりに誰が行っていくのか。
また、アジアチャンピオンズリーグとの兼ね合いが、今シーズンを戦っていく上で重要となっていく。
対する柏レイソルは、2011年度のJ1王者にして、見事にアジアチャンピオンズリーグとの兼ね合いから、スタートに出遅れハマってしまったチームでもある。
レアンドロ・ドミンゲス、ジョルジ・ワグネルという世界で戦えるスーパープレーヤーを中盤に配しておりながら、昨シーズンは降格争いを経由し、その後調子を上げたものの6位とふるわなかった。
ネルシーニョ監督は、昨シーズンの4-2-3-1というフォーメーションと、今回の試合でも見せた3バックシステムを併用してくようだ。
身体能力が高いアジアチームと対戦するために、CBを3枚にすることで対応していこうと考えたようだ。
しかし、この試合ではうまく機能したとは言い難く、特に守備から攻撃への切り替え時に、各選手の動きがバラバラだったようだ。
この3バックシステムをJリーグでも多用していくとなると、システムの浸透度によっては昨シーズン同様、思わぬ苦戦を強いられる可能性もあるだろう。
4バックと3バックの使い分け、試合途中でのシステム変更など、各選手の戦術理解度とコミュニケーション能力が重要になってくる。
どちらのチームにも、是非アジアチャンピオンズリーグで暴れてきて欲しい。