面接というと、履歴書に書いてあることを最初から最後まで説明するイメージがあったのだけれど、今回の面接は少し違った。

履歴書をきちんと読んでくださっていて、その内容について質問をしてくださる。

だからこそ、自分の考えや想いを言葉にする場面が多かった。

そして、久しぶりにものすごく緊張した。

広大くんと話す時以外にも、こんなに緊張することがあるんだなと自分で驚いた。

面接の中で聞かれたのが、

「なぜ今、キャリアチェンジをしようと思ったのですか?」

という質問。

私は正直に答えた。

長女が体調を崩した時のことだ。

その時私は娘に、

「自分の好きなことや、やりたいことをしなさい」

と励ましていた。

無理をして自分を押し殺すよりも、自分らしく生きてほしいと思ったからだ。

でも、ふと考えた。

私はどうなんだろう。

子どもには好きなことをしなさいと言いながら、自分は本当にやりたいことに挑戦しているだろうか。

安定や慣れを理由に、本当はやりたい仕事から目を背けていないだろうか。

そう考えた時、答えは「違う」だった。

私は働く人を支える仕事が好きだ。

人が安心して働ける環境を整えることにやりがいを感じる。

だからこそ、社労士としてもっと学びたいし、その分野で成長したいと思った。

好きなことなら頑張れる。

大変なことがあっても学び続けられる。

そう思ったことが、今回のキャリアチェンジのきっかけだった。

面接の最後に、面接官の方から

「勉強頑張ってください」

と声をかけていただいた。

採用結果はまだ分からない。

でも、自分の言葉で、自分の想いを伝えられたことは良かったと思う。

子どもに伝えてきた言葉を、今度は自分自身にも向けてみる。

49歳。

遅いかどうかは分からない。

でも、好きなことに挑戦するのに、今日が一番若い日だ。