大切なお客様が来社されて会議中、
突然、会議室の横から
「ゴゴゴゴゴ……」
という謎の轟音が響き渡った。

最初はみんな、

「工事?」
「空調壊れた?」
「何の音?」

という反応。

でも違った。

音の発生源は、
会議室の横にある更衣室。

会議終了後、
男性社員が様子を見に行くと、
そこには衝撃の光景が。

座布団を枕にし、
床に横たわり、
大いびきをかいて爆睡している社員。

しかも昼休みではない。

紛れもない就業時間中。

起こされた本人は、

「頭が痛くて寝ていました」

と説明。

「あぁ、体調不良だったのか…」
と思いきや、

別の同僚には事前に

「お昼休憩の時間に来客があるから、
休憩を前倒しします」

と話していたらしい。

つまり、

・本人の説明
→ 体調不良で休んでいた

・事前に周囲へ伝えていた内容
→ 昼休憩を前倒ししていた

話が微妙に違う。

しかも、
よりによって
お客様が来社されて会議している真横である。

普通なら、

「今ここで寝たらまずい」

という危機管理が働きそうなものだが、
それを飛び越えて眠気が勝ったのか、
そもそも気にならなかったのかは謎。

でもこの出来事で感じたのは、
仕事って能力以前に
「最低限の信頼」が大事だということ。

ミスは誰でもする。

疲れてしまう日もある。

でも、
周囲が会議している横で
就業時間中に轟音いびきは、
さすがにフォローする側の気力を削る。

この轟音の中でも
お客様と商談していた営業担当は
辛かったことだろう