週末は、長女の中学校の保護者会だった。

夏に行われる海外研修の説明や、
大学受験に向けて今からどんな準備をしていくか、
そんな話が中心だったのだけど——

 

その中で、
「この学校でよかった」と心から思える出来事があった。

 


第一志望にはご縁がなかった長女

 

だからこそ、
どこかで「ここでよかった」と思いたい気持ちがあったのも事実。

 

でも今回感じたのは、
そんな“負け惜しみ”ではなくて、
本当に素直な気持ちだった。

 

学年主任の先生が、
小テストの“再テストをやめた”という話をされた。

 

これまでは70点以下だと再テストがあったらしい。

 

でも先生は、2つの理由からそれをやめたという。

ひとつは、
「再テストがあるから70点を下回らないように勉強する」
そんな動機で勉強してほしくない、という想い。

 

再テストがなくても点数を取れる子は取れるし、
むしろ自主的に学ぶ力が育つと感じたそうだ。

 

そして、もうひとつ。

 

これが、本当に心に残った。

 

前回のテストで10点だった子が、
次に60点を取ったとしても、
70点に届かなければ再テストを受けることになる。

 

それでは、
その子の「頑張り」を認めてあげられない。

 

満点を取る子の努力だけではなく、
まだまだ途中でも、
確実に前に進んでいる子の努力も、
ちゃんと見て、ちゃんと褒めたい。

 

そういう話だった。

 

点数だけじゃなくて、
その子の“成長”を見てくれる先生がいる。

 

それって、
すごく大事なことだと思う。

 

入学式のとき、
その先生自身が
「自分も中学受験に失敗して第四志望の学校に進んだ」と話してくれた。

そして、
「この学校に進んでよかったと思えるようにしたい」と。

その言葉もずっと心に残っている。

 

どんな結果でも、
そこからどう過ごすかで意味は変わる。

そう思わせてくれる先生がいる学校に、
長女が通えていることが嬉しい。

 

第一志望じゃなかったとしても、

 

いや、
第一志望じゃなかったからこそ出会えた場所なのかもしれない。

ここでよかった。

 

今は、そう思っている。