2年前の2月1日と2日は、今振り返っても胸が熱くなる日だ。

 

1日は、今通っている学校の受験日だった。
合格はもらえた。でも、特待は取れなかった。

 

1日に発表を見たあと、
長女は泣きながら言った。

「このままじゃ終われない」
「明日、もう一度受けたい」
「ママが付き添えなくてもいい」

 

あの言葉を聞いた瞬間、
 

あ、成長したなって思ったのを、今でもはっきり覚えている。

 

結果だけ見れば、
あの日は“合格した日”だった。

 

でも本人にとっては、
「納得できない合格」だったんだと思う。

あの日、再受験しなかったら、
今はない。

 

 

…だけで終わると、きっと感動ストーリーで終わる。

でも現実は、そんなに都合よくできていない。

翌日。
 

第一志望だった公立中高一貫校は、不合格だった。
あの再受験の特待合格のあとで、
この結果を見るのは正直きつかった。

でも今考えてみると、
あの公立中高一貫校は、

「●●●●●●できる●●●を育てる」

というような、


ある意味“型”のある人材育成が目標の学校だったんだと思う。

 

一方で、今通っている学校は、
それぞれの個性を伸ばして、
社会に貢献できる人になる。

そんな教育方針の学校。

 

だからたぶん、
画一的な人物像に近づける場所じゃなくて、
今持っている個性を、そのまま生かしてくれる環境のほうが
長女には合っていた。

 

結果として「落ちた」んじゃなくて、
「合わない場所に行かなかった」だけ。

 

そう考えると、
あの不合格も、ちゃんと意味のある出来事だったなと思える。