最近、ふと気づいたことがあります。
それは 「心と言葉が近くなると、生きやすくなる」 ということ。
以前は、心配ごとで眠れない夜もありました。
胸の中に溜まっていく思いや不安が、言葉にならず、ただ重く沈んでいくような感覚。
けれど最近は、いつも安眠できている自分がいます。
ここ数日に私の仕事関係で大きな出来事がありました。
社長をはじめ、役員が総入れ替えになり、環境がガラッと変わることに。
業務はこれから忙しくなるけれど、それよりも何よりも——
尊敬していた社長と一緒に働けなくなることが、本当に寂しかった。
知的で、決断力があり、公平で紳士的。
会社の状況も分かりやすく説明してくれて、誰に対しても気さく。
優秀なのに驕らず、いつも誠実で。
そんな社長のもとで働けなくなることが、胸の奥でぽっかり穴のように感じられました。
追い打ちをかけるように、仲良くしていた同僚の退職も決まり……
ほんの数日のあいだに大きな別れが続いて、心がぐっと沈みました。
でも。
その気持ちを、同じ状況にいる年下の同僚と話したら——
嘘みたいに心が軽くなったのです。
年齢も社会人経験も私のほうが長い。
こんな弱音を吐いていいのだろうか、と一瞬ためらったけれど、
思い切って言葉にしてみたら、同僚もまた心の内を話してくれました。
それは愚痴ではなく、
「悲しいね」「寂しいね」 と互いに寄り添うような、静かな共有。
気持ちを吐き出し、誰かが受け止めてくれる安心感が、こんなにも大きいなんて。
心を言葉にすることは、弱さではなく強さなのかもしれない——
そう感じた時間でした。
心と言葉が近くなると、生きやすくなる。
これからも、そんな自分でありたいと思っています。