サークルゲーム 

  (Galileo Galilei)


忘れな草が咲く頃に 花びらの色を思い出す
静かな目をしたあの子と 高く空へ登っていく夢


紙飛行機をひらたに描く ロケットボーイズと眺めて笑う
突拍子のない慈愛を胸に抱くガールズ
時はグルグル そんな僕らもみんないなくなった
おざなりになる 暗い めまぐるしい日々に切なくなる


「いつかまたここでね」さよならの声がいつまでも響いて
背中押すこともなく 僕らを繋いだ



曖昧なことも単純なことも みんな色づいていく
言葉にならないこのくすぶった気持ち 抱きしめていたいよ
曖昧なことも単純なことも みんな同じだって
僕らの歌 この胸の真ん中で 花を咲かせている


駆け出した一人の午後 誰もいない街をくぐり
回る遊びから一抜けて 君のことを思い出にしてし
まう
サークルゲームを続けて 僕は祈って 君は歌う
消えない幻を奏でよう だから祈って僕は歌う
サークルゲームを続けよう 僕らは晴れて重みを知る
変わる喜びや悲しみを ここで祈って歌にしてみたい


「やっとまた会えたね」懐かしい君の声がする
気づけば僕らは宙に浮かび上がって 時に追いやられ


曖昧なことも単純なことも みんな花びらのよう
漂いながら空を回っているだけ 振り返らないで
風に運ばれた忘れな草が みんな追い越していく
僕らの歌 ずっと先に
あの色の花を咲かせている




この曲は、劇場版「あの日見た花の名前を僕達は知らない」の主題歌となっています。

前作アニメ版のあの花主題歌「青い栞」はgalileoとしては一番のCD打上げ枚数を誇ります。

曲の感想としては青い栞のインパクトが強くて、若干劣っている感は否めませんが、あの花

の世界観にマッチした歌詞や曲調は、十分聴き応えがありました。

あの花のタイアップということもあって、今回も売上に期待できそうです。