例のA5ノートカバーのおはなし(1) 皮革工房ANGLE編 | 文房具女子の彩り日和
2011-08-04 08:00:08

例のA5ノートカバーのおはなし(1) 皮革工房ANGLE編

テーマ: ◆ A5ノートカバー+α
文房具女子です、おはようございます晴れ



さてさて、例のA5ノートカバーのおはなし。
8.14.文具フェス!!でお披露目する、あのA5ノートカバーのおはなし。

いつもの調子なら、即刻ノートカバーの画像をお見せして
ノートカバーの説明を始めたいところなのですが
今日はまだ、お話できません。

というのも、
ノートカバーのことより前に、お話したいことがあるからです。



なんの話?
それは“つくり手”の、おはなし。

では、早速。




$文房具女子の彩り日和-110801_angle01

A5ノートカバー制作にあたり、お世話になった皮革工房。
東京・東小金井にある ANGLE(アングル)というところです。

当ブログではすっかりおなじみの中村文具店さんから、
革製品をつくり続けて20年あまりという、オーナーの岡田さんをご紹介いただきました。
小金井ネットワーク、強し。



ご挨拶のあと、我ながら無理難題だと思いつつ、
例のA5ノートカバー要件を岡田さんに話す。
岡田さんは全部の要件をそのまま鵜呑みにして受け入れません。

「ノートカバーにコレ入れたい」というだけの雑すぎる要件に対し、
「どんな場面で使うか」
「どんな流れで使うか」
「どんな魅せ方がよいか」
「そもそもコレは入れる必要があるか」
「コレの代用品はないものか」
様々な問いを投げかけてきます。
しつこいよもう問うてこないで、と思うくらい。笑

要件に対し、中途半端な諦めの姿勢を見せようものなら
「その姿勢は違うでしょう」と真っ向勝負の態勢にかかります。
本当に納得のいくものをつくるのに、
安易な妥協・諦めは完成品にとって致命傷となるのです。



数度にわたる妥協一切ナシの試作とレビュー
(と、知らぬ間に脱線する雑談w)を繰り返し、
ご挨拶の日からおよそ1ヵ月半で、遂に完成しました。

長年に渡り蓄積されたものづくりの技術と経験。
永く愛用できるためのちょっとした工夫と知恵。
スパイスとして効かせたアソビゴコロ。
使い手として譲れないこだわり。

これらが結集して出来上がったA5ノートカバーは、
私にとって完璧なものになりました。完成です。



…いいえ。
これで“完成”ではありません。

岡田さん曰く、
「出来上がった製品を仕上げるのは、お客様」
「製品に対して、“つくり手”と“つかい手”半々の責任がある」

ただ売られているものを買うだけでは、なかなか分からない感覚。
一生モノの革製品だからこそ、イチから自分でオーダーしたからこそ、
実感できる感覚だと思います。

なので、いま使っているノートカバーは
完成品のようでまだまだ仕上げ、という状態ですね。
この調子だといつまでも完成と言えませんが、それもまた良いでしょう。



どこを探しても見つからなかった理想のA5ノートカバーを
ANGLEさんでつくることができて、
最高に素晴らしいつくり手さんとつくることができて、
本当に、良かったです。
本当に、本当に、良かったです。




最後に、 ANGLEさんのホームページTOPの文章をご紹介。
ANGLEさんの姿勢は、この文章に集約されていると思います。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
私たち ANGLE は、オーダーメイドを中心に
小物からバッグ、鞄などの皮革製品を一つ一つ手作りで製作しています。

お客様一人一人の小さな声を大切にしながら、
型紙から縫製、仕上げに至るまで丁寧な製品作りを心掛けています。

一枚の皮から、どんなものが生まれるか・・・。 
それは限りない可能性を秘めています。
それを形にしてゆくのが私達であり、又、お客様の声であると考えます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


ANGLE岡田さん。
最高のA5ノートカバーを作っていただき、
貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました!


そして、みなさま。
「例のA5ノートカバーのおはなし」次回は遂に実物披露!…のはずw
もうしばらく、お待ちくださいませ虹

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