ピアニッシモ ~思い出は心の奥に~ | 文房具女子の彩り日和

ピアニッシモ ~思い出は心の奥に~

昨日は荻窪の6次元に遊びに行った。

オーナー道前さんは頼んでもないのにお決まりのアイスチャイを出してくれる。

アイスチャイを頂いた代わりに、宛名書き宛名書きの内職。



お店を出るときの挨拶が「おつかれさまですー」ってwww

文房具女子です、おはようございます晴れ



なんかの流れで、ふと思い出したシャーペンがあります。

その名は、「ピアニッシモ」というシャーペンです。



透明の軸に、キャップは青に緑にピンクにオレンジ・・・。

中学時代は特に愛用していて、筆箱にも入れていたし

自宅のペン立て(個人/家族共用)にも入れていました。



ピアニッシモは、サイドノックで芯を出していきます。

ピアニッシモはイタリア語で「とてもソフト」な意味のはずなのに

「カチッ」と音を鳴らして芯を出して、なんだか矛盾を感じたり。



確かクリップ部は、キャップと同化したつくりになっていて、

クリップへの力の入れ加減を間違えると、

根元からクリップが折れるという切ない別れも味わったっけ。

えぇそれは、もう何度となく。



当時はやたらとサイドノックがカッコよく思えて愛用していましたが

実際使うとけっこうもろいところもありました。

とはいえ、サイドノックに免じてもろさも許していたものですから、

振り返ればピアニッシモは

当時最も愛用していたシャーペンなのではないかと思います。



いつからかピアニッシモは影を潜め(本当に時期を覚えていない)

ドクターグリップとか見た目重視のとか

いろいろなシャーペンをその後巡っていたかと。

今シャーペン単体として使っているのは「プレスマン」のみ。

そんなとき、ふと思い出したあいつ。ピアニッシモ。



あのピアニッシモは今???

製造元のぺんてるさんHPを、のぞいてみました。










・・・な、ないっ。(´д`lll)

ピアニッシモ、ぺんてるHP内で検索しても出てきません(涙)



Amazon検索では、ピアニッシモがひっかるはひっかかりますが

「現在在庫切れです」「再入荷予定は立っておりません」



ググって他の文房具ブログから得た情報によると、

どうやらとっくの昔に、ピアニッシモは廃盤になってしまったようです。

後継のシャーペンはいくつかでているようですが、

それこそ本当に、影をひそめているようであります。

※参考:bung!bung!bung!「ピアニッシモ:ぺんてる」






すこし残念な結末でしたが、これはこれでよしとしましょう。

授業も試験も共に乗り越えたピアニッシモ、ありがとう虹