会った


だんだんじんわりとさびしさが

おしよせてくる

会っている時でさえ、

〝帰るのやだな…〟

とチラチラ頭をよぎっている




時間はあっという間にすぎる


帰ろうとなったときに、彼が私をひきとめた

あまりそういうことはなかったからびっくりしたけど、彼の切ない表情が

私と同じ気持ちなんだとわかった

しばらくはまた一緒の時間をすごしたけど

ずっとはないし、できない

それぞれがもどる場所がある



翌日から日常がはじまる

私の日常と彼の日常はちがう

それぞれの日常がある

=になることはない

私の日常に彼が

彼の日常に私が

っていう絵はない


だんだんにさびしさを受け入れ、その日常に追われてうすらいでいく感情

なくなりはしない感情