第8戦 平安S(GⅢ)
逃げなければ勝てないトシナギサと武豊に乗り替わったアドバンスウェイ。
この両馬の出方がこのレースの行方を占う。
前走マイペースで行って、JCダート2着になったシルクメビウスの末脚に屈した
アドバンスウェイだが、それ以外の馬には交わされず2着を確保。
先行したら粘ることができるが、今回は和田が捨て身の逃げを打つ可能性があり、
2走前のように上手く立ち回れるかは?である。
その両馬の後ろに控えるウォータクティクスも近走心もとない。
ならば、さらにその後ろにいる馬に最も流れが向くであろう。
この流れを利して、重賞の壁も打ち破るのがダイシンオレンジ。
川田騎手とのコンビでダート戦(5-1-1-1)の好相性だし、
(3-1-2-0)の京都ダートコースも文句なし。
前走勝ちの同舞台で初重賞のチャンス到来。
相手は前残りを警戒して、アドバンス、タクティクスを入れておくものの、
流れ次第では、後方一気も視野に入れておく。
【買い目】
馬単
5-9 100/ 9-5 100
5-11 100/11-5 100
5-4 100/ 4-5 100
5-13 100
5-7 100
5-1 100
5-2 100
第7戦 アメリカJC杯(GⅡ)
1着から10着のダイワワイルドボアまでコンマ5秒差だった中山金杯は
流れ1つで着順がガラッと変わっていたであろう一戦。
最も恵まれたのは、最後まで死んだフリをしていたトウショウシロッコであり、
最も厳しい流れになってしまったのは、
ペースが上がった残り4ハロン~3ハロンで捲っていったゴールデンダリア。
先に仕掛けなければならないのも3人気まで支持されていたからだろうし、
最後まで我慢できたのも、逆に人気がなかったからだろう。
今回のAJC杯は恐らく両馬の人気が逆転。
そこに着順までがガラッと変わる可能性がある。
ということで、内田博騎手より、柴田善騎手の方が合っているかもしれない
ゴールデンダリアを中山金杯に引き続き◎。
まともならデルフォイ対抗も、寒い時期に目一杯の前走の反動を心配して△まで。
本線はマイネルキッツ。同じGⅠ馬でも2200に合うのはCトゥーレよりこちら。
しかし、どの馬も帯に短し襷に流しで、今回は手広くいきたい。
【買い目】
馬単
8-7 100/ 7-8 100
8-12 100/12-8 100
8-1 100/ 1-8 100
8-2 100
8-4 100
8-10 100
8-13 100
第6戦 日経新春杯(GⅡ)
シンザン記念~フェアリーS~京成杯と3戦続いた3歳馬の重賞。
まだ、能力差が計りにくい3歳戦の予想はヨコの比較であるのに対し、
古馬戦は最も能力が発揮できる条件であるか否かを探るタテの比較が予想の軸となる。
前日オッズで、単勝10倍以下が5頭と人気がバラケ気味なレースほど、予想の腕も鳴るもの。
では、タテの比較として1~4人気が勝利した競馬場を調べてみよう。
1人気 トップカミング/阪神3勝・東京1勝
2人気 ベストメンバー/京都1勝・阪神2勝・中山1勝
3人気 Mベルーガ/京都3勝・函館1勝・新潟1勝
4人気 Sマックス/京都3勝・小倉1勝・東京1勝・中京1勝
近走勝ちきれないレースが続いているが、Sマックスは基本的には非力な瞬発力勝負の追込馬。
東京のエプソムC勝ちがあるが、
当時も坂上まで追い出しを我慢し、ラスト1ハロンにかけた横山典騎手の好騎乗があってのもの。
天皇賞(春)でも見せ場を作ったように、直線平坦コースならさらに切れ味は増すだろう。
また、今回、Tプリキュアが作る淀みないペースは同馬にとっても理想的であり、
乗り替わりの武豊騎手が焦らず、がまんできれば、勝機は見えている。
相手は人気3頭も、穴でセラフィックロンプにも△。
【買い目】
馬単
4-12 300/12-4 200
4-7 200
4-8 200
4-11 100