番外編 スターティングハンド② | Tha Bullets Blog

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生まれも育ちも感性も違う漢たちが出会ってからの話

やぁ。
peraだよ。


前回は、スターティングハンドでのポケットの在り方についてお話ししましたけど、
今回はもう少し話を広げてみようかなと思います。


あれだけポケットをディスったわけだけれども
何回も言いますが、弱い訳じゃありません。

じゃあ、
どんな時に強くて
どんな時に弱いのか

ここを少し考察しましょうか。


前回も例にあげましたけども

22でも、AKoより強いです。



だけどもこうなると

1番弱くなります。




さらに言うと

こんな感じになる。

んー
人数が増えるとどんどん弱くなる。


そうなんです。
ローポケットは人数が多ければ多い程
弱くなってしまうのです。

要するに、
ヘッズアップ>マルチウェイ

になります。


となると、ポジションやアクション次第ではフォールドの必要性が重要になってきます。


例えばこんなシチュエーションならどうでしょうか?

スタック30BB
UTG 99


UTG 2.7BBオープン
MP コール
BTN 7BB 3BET
SB フォールド
BB 15BB 4BET



おそらくこんなハンドが居ることを想定できるんじゃないかなと。

このシチュエーションは降りた方が"良い場合"が多いと思います。


CO 99

MP 2.5BBオープン
HJ コール
CO 7BB 3BET
SB フォールド
BB フォールド
MP コール
HJ フォールド


こんなシチュエーションで
MPがKQo
HJのハンド不明

もしくは

MPがAx
HJのハンド不明

みたいなシチュエーションかな。

MPがAQs+なら4BETもあり得ますからね。


こんな風に、シチュエーションとポジション次第でも勝率は変わります。

またCOで3BETして
BTNやSB.BBから4BETが来る場合は
先ほどの様に、降りた方が"良い場合"が多いかもしれませんよね?

きっとこんなパターンが多くあり得るのかなと




4BETしたプレイヤーがAKである場合のみ
1番の勝率を持ってる状況になるので
厳しいなぁってところですよね。

ポケットとはほどよくお付き合いしていかないと
割と高い確率でぶつかり合って負けちゃうなんてことになります。
ポットに入れたチップを放棄する勇気が
中途半端なポケットのせいでどっかいっちゃうなんてことに...


また逆も然りで、
AJo.AJs.AQo.AQs.AKo.AKs
この辺のハンドは
ヘッズアップ<マルチウェイ

になりやすいです。

ヘッズアップで必要勝率50%に対して46.2%


対して、マルチウェイの必要勝率25%に対して32.2%


こんな感じで、Axの勝率は変化します。

かといって、コレが全てではないので
先にも言ってるように


"ポジション"と"アクション"から生じる
"シチュエーション"から
各プレイヤーのハンドレンジを想定して
ある程度の精度を持たせて
ハンドを参加するかどうかを判断してなので
結果こうなるというわけではありません。


まぁ、前回でも話しましたけど
ハンド参加してないとつまんねぇーよ!!
とか
全然ハンドこなくてつまんねー!!
とか
そんな事もあるかと思いますが、
そーゆー時こそ

この人はこんなハンドかなぁ
とか
ショウダウンしたハンドの時に
あー、この人このハンドだとこんなプレイするのかぁ
みたいなのを考えてると
毎ハンドずーーーっと楽しいですよ?笑笑


ただただ自分のハンドだけみてたら飽きますけど
人のことを観てると、
色々知る事があったり、そのプレイが良いか悪いかを考えてみたりと
テーブルに参加しながら勉強みたいなね。
できればそんな視点で遊んでみたらどうかな?
って思います。







おっと、また長くなっちまったな。
今日はこんくらいにしとくわ。



じゃあの。