新緑の季節に赤いエネルギーを | Tha Bullets Blog

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生まれも育ちも感性も違う漢たちが出会ってからの話

はろー Thursday。

今日も某H線に乗ってもみくちゃになりながら出勤中のktrです。


Bulletsのみんな、風邪引いたり休載したり忙しそうですね。


ぼくは変わらずここにいます。

なんたってまだ朝なのに書き始めちゃってますからね。



なんたって26年前の昨日、1993年5月15日にJリーグ開幕しましたからね。

あん時ぼくは小学5年生でした。


ヴェルディが眩しくてね。

カズの髪型、小学生の僕にとっては当然初めて見る髪型で当時は衝撃走ったもんですよね。

それでもカッコよくて。

今ではバラエティ班(最近見ない?)の武田修宏もヴェルディ。

当時はまだバモスに乗ってなかったラモスが10番。

ダイナモのきーちゃん、闘将の柱谷、都並にペレイラとかね。

とにかくスター揃いで、テレビに映るヴェルディが眩しくて。

マイヤーの開幕ゴールがスーパーで。


5/29。

友達の親がなんとヴェルディ戦のチケットを取ってくれた。


当時みんなが吹いてたチアホーンを握りしめ早朝からスタジアム外に並んだ。


場所は、駒場。


全身真っ赤な大人達、顔にもペイントしてる大人達、酒を飲んで大きな声をあげてる大人達、原付乗って「90分フールに動けないーヴェルディーのーたけだー(おじいさんの時計の替え歌)」と歌ってヴェルディサポーターの前を通過していく大人達。


なんだこのおっかねー人達は…




開場時間になって、ヴェルディサポーターに囲まれている事を確認しほっとしたぼく。


浦和レッズのサポーター達は殺気立っているかのように大声で応援してる。


電柱によじ登ってスタジアムの外から観戦してる人もいた。



神々しいヴェルディの選手たちが入ってくる。

レッズサポーターの大ブーイングがこだまする。


因みにこの試合までの開幕から4試合、レッズは全敗していた。


のちに、お荷物クラブと称されたクラブの始まりだった。


試合はヴェルディが柱谷のゴールで先制する。

ヴェルディサポーターがサンバのリズムで大騒ぎする。


が、後半開始早々にレッズが追いつく。

ぼくはレッズの選手は赤いユニフォームの人達、として認識していなかったけど…

今度は地鳴りのような大歓声。
スタジアムが確かに揺れた。

迫力に圧倒された。


そのあとはヴェルディ優勢で試合が進みながらもレッズが耐えて、延長でも決着つかずPKへ。


ヴェルディは柱谷とペレイラが失敗し、4-2だったかな。


とにかくレッズがJリーグ初勝利を飾った。



サポーターの大声援の後押しを受けて、スター集団のヴェルディから勝ち取った初勝利だった。



赤いユニフォームの人達が途端にカッコよく見えた。


サッカーが巻き起こす熱というものを初めて感じた。






あれから26年。





ぼくはずっとレッズファン。