まずは、毎日新聞社に質問してみると…。
「毎日新聞は『・』で統一しています」
さすがは新聞。即答です。しかし、2つの違いは解明されず…。次は世界史の教科書でおなじみの山川出版に聞いてみました。
「原則はないですが、最近は『=』が多いですね。『・』は『フランス・ドイツ』など、言葉を並列させるときに使うので、読者の混同を避けるという意味もあります」
新聞とは逆ですが、確かに納得な部分も…。英米演劇の翻訳をされている、早稲田大学の水谷八也教授にも質問してみました。
「基本的に『・』ですが、Jean-Paul Sartre(ジャン=ポール・サルトル)のように『-』(ハイフン)がある場合、長音符号と区別して『=』を使う傾向があると思います」
なるほど。少しずつ光が差してまいりました。最後は国だ! というわけで、国立国語研究所に質問してみました。
「この問題に関しては、『外来語の表記』として平成3年に内閣総理大臣(当時は海部総理)から告示が出ていまして、これが表記のよりどころとなっています」
つ、ついに謎が解明されるときが! 神妙な面持ちでその告示をのぞいてみると…。
「…(中略)複合した語であることを示すための、つなぎの符号の用い方については、それぞれの分野の慣用に従うものとし、ここでは取決めを行わない。【例】ケース・バイ・ケース マルコ=ポーロ etc、…」
チーン。総理が言ってんだから結局どっちでもいいんですね。つまり回答した方々はみな正解ってわけ。まさにケース・バイ・ケース! さすが総理、シャレも効いてますね…。
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