「太陽とシスコムーン 25周年スペシャルツアー!~令和でLa Ta Ta~」のツアーファイナルに行ってきました。
会場は横浜Bay Hall。ゲストは清野桃々姫ちゃん。
 
セトリ・進行は下記の通り(※はリリース時に「T&Cボンバー」名義)
①ガタメキラ
②月と太陽
▼МC
<③~⑤は着席鑑賞>
③Versus=1公演目
③Be Cool Down=2公演目
④Be My LOVE※=1公演目
④Hey You!=2公演目
⑤Everyday Everywhere
▼МC、清野呼び込み
⑥灰toダイヤモンド(BEYOOOOONDS)=清野
⑦GIRL ZONE(雨ノ森 川海)=清野、後半から3人合流
▼МC
⑧丸い太陽=3人+清野→清野トークボックスも
⑨DON'T STOP 恋愛中※=3人+清野
▼清野退出、МC
⑩ディスコ・クレオパトラ feat. 稲葉貴子・小湊美和・信田美帆 a.k.a. CISCO3(team445)
⑪HEY! 真昼の蜃気楼※
⑫ズルい女(T&C BOMBER Version)※
⑬ENDLESS LOVE~I Love You More~
▼アンコール
ec1)YES!しあわせ
▼MC、清野呼び込み
ec2)宇宙でLaTaTa
▼清野退出、告知
ec3)Magic of Love
▼ダブルアンコール=2公演目のみ
▼挨拶=2公演目のみ
▼お見送り会
 
会場に入るとステージに「トークボックス」機材が鎮座。
ももひが5月の名古屋公演でゲスト出演したときはトークボックスは披露していなかったので、期待が高まります。
 
ツアータイトルの「令和でLa Ta Ta」はつんくさんの命名とのこと。
3人からもアイデアを出したが「こんなのは単純な方がええねん」として決まったそう。
 
「『宇宙でLa Ta Ta』の曲名に似せたツアータイトルは、『ラタタ』と読んでいる人がいるらしいので、興味を引いて、『ラッタッタだぞ』と刷り込む戦略」とコミ。
 
何曲か進んだところで、ふと昔を思い出しました。
 
当時はまだ筒をポキっと折るケミカルサイリウムの時代でしたが、今のハローのグループのようにアーティストと同じ手の振り方をする方法(コピー)と、アーティストの動きを鏡に見立てて手を振る方法(ミラー)がありました。あややはFCイベントで「どっちがいいか?」を会場から聞かれ、「じゃあ、ミラーで」と答えていました。太陽とシスコムーンもミラーでしたが、会場のファンが今もそれを覚えていることに感動。25年分の愛ですね。
 
5曲が終わってももひ登場。
ももひにとってしのぴーは研修生時代のアクロバットの先生。あっちゅはお母さまと同じ年齢、同じ名前の漢字(読みは違う)だそうです。
 
ハローの草創期を築いた3人だけにもちろん「大先輩」ですが、「お姉ちゃん」と甘えていました。
 
両手で「♡」のポーズをすると、3人は「🍑」のポーズで返してくれるそう。
 
「灰toダイヤモンド」は1人BEYOOOOONDS。1人でW主旋律はできないので、普段の自分のパートを中心に歌っていましたが、「太陽とシスコムーン」のファンに楽曲の魅力が伝わっていたら嬉しい限り。
 
「GIRL ZONE」では長いセリフのところをコミが担当。ももひのご指名だったそう。
2回目公演では「頭ではなく、口が覚えていた」と話していました。
 
最後のところは1人では覚えられないとのことで、あっちゅが「シャって!」、しのぴーが「ギュって!」、コミが「ジュって!」と分業制に。
 
「丸い太陽」では間奏部分でトークボックスが活躍。
 
歌い終わった後であっちゅが「押してみていい?」と鍵盤を押して、ももひの口で反響した音が出て来る仕組みに興味津々。
 
またももひとトークボックスにご指名があるといいな。
 
1公演目の後には楽屋でももひが「BEYOOOOONDSオーディション」の話をしたそうで、「一芸があればBEYOOOOONDSに入れる」とだけ聞いて、自己紹介合戦に。
▼小湊=民謡が歌えますがBEYOOOOONDSに入れてくれますか?
▼信田=私はアクロバットができます。
▼稲葉=私はなんでも平均以上にこなせます。
 
さらに今回の曲の振り起こしの話に。
当時の記録メディアはまだカセットのVHS。
あっちゅが「カセットを処分したくて、DVDに移し替えていた。いつか、何かに使えるかもと思って当時の映像を取っておいたのがよかった」。顔も判別できないような画質だったそうですが、動きは確認できたそうです。
 
すかさずしのぴーから「一芸じゃん」。
コミからは「映像データ管理担当ね」。
 
SNS動画は自分で編集し、レッスン録画のタイムラインを追ってダンスの先生が話していた言葉を探し出す鑑識能力がBEYOOOOONDSにすでに備わっているという事実。まだ3人には知られていないらしい。
 
アンコール後2曲目に再びももひ登場。
「宇宙でLa Ta Ta」の間奏で、ももひとしのぴーが側転を披露する演出。この日の朝、ももひの動きを見て決めたそうです。
成功を決めた後、しのぴー先生は「ももならできると思っていた」。
 
中澤姐さんより1つ年上のアクロバットの先生と、愛弟子の歴史的共演でした。8月の公演でたけちゃんがゲスト出演しますが、たけちゃんもしのぴー先生の教え子だそうです。
 
ASAYANの企画からスタートしたグループ。
活動期間はわずか1年半でしたが、その間にシングル8枚、アルバム2枚をリリース。今もその楽曲はハロプロの後輩に歌い継がれていて「濃い活動」でした。
 
アンコール後1曲目は、グループが解散するときにつんくさんが作ってくれた曲で、後に℃-uteがカバーしてくれた「YES!しあわせ」。
コミは「旅立ちの歌なんだけど、再び集まったときに歌ったり、今では大好きな曲。また歌いたい」。
 
解散した後はあっちゅはハローの事務所に残り、FCイベントなどでもよく見かけていました。しのぴーはアクロバットの先生として研修生やハローのメンバーを指導。コミは事務所からは離れていたものの「幸せきょうりゅう音頭」(2002、おどる🖤11)や、さゆの卒業曲の「見返り美人」(2014)の仮歌を吹き込んでいたとのこと。
 
告知では8月10-11日に両国で「SPライブ~真夏の蜃気楼編」を開催。こちらも曲名の「真昼の蜃気楼」を敢えて変えて、正しい曲名を刷り込む作戦。
 
10月18日からは新宿・紀伊国屋ホールで舞台「虹色唱歌」に出演。コミは初舞台とのこと。
歌うところもあるそうです。
 
ラストは「Magic of Love」。この曲だけは25年の時を超えて「ここだよしのぴー!」が実現。
 
2公演目のみのWアンコールでは、3人はマイクを持たずに登場。
誰がしゃべるかをステージ上でジャンケンで決めていました。
 
ジャンケンに負けたしのぴーは「太陽とシスコムーンは私の青春です。25年経って私の青春に会いに来てくれてありがとう」。あっちゅもコミも涙を浮かべていました。
 
それぞれに「一芸」があることから、「太陽とシスコムーン」と「BEYOOOOONDS」は似たところがありますね。
 
大先輩から学ぶこともきっと多いはず。
25周年のお祝いに、ビヨとの2マンを実現してほしいな。
 
お見送り会は、信田→稲場→小湊→清野の年齢順。
 
楽しい時間でした。
25周年おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

しおりんとみいみもいたんだね。