劇団「大人の麦茶」第30杯目公演「I was today years old.」に行ってきました。
 

今回は何の予備知識も入れずに劇場へ。
マスク無しでも観劇できるようになったことが嬉しいです。
 
今川宇宙さん演じる引きこもりの漫画家の卵の才能を世に知らしめようと企む話。
 
いつもは観終わった後にほっこりしたり、心のどこかにトゲが刺さるような感じを覚えたりしますが、今回はとことんマンガチックな展開。
 
身バレが怖いなら近場で「副業」はしないし、「レンタル彼女」に手を出した(本人はピュアな交際と思っていますが)いい年の喫茶店のマスターに、「人として越えてはいけない一線を踏み越えた」と言わしめたり。「幸せ助け隊」という謎の組織もねえ。
 
とはいえよくよく考えると、「誰かの思いを叶える」ことをミッションとして1人1人が動いていて、コロナ禍で希薄になりつつあった人間関係を振り返るきっかけになった気がします。
(※あくまで個人の見解です)
 
とっ散らかった数々のエピソードが一気に収束していくのはいつもながら痛快でした。
 
 
来年1月には今川宇宙さん脚本・演出の舞台が「30.5杯目公演」として上演されるとのこと。
楽しみです。