短い一生を終えた君。




連れて来られた日

君は遠慮がちに自分のケージに入ったこと









間も無くでっちゃんにちょっかいを出し始めたこと







数日後には小さな怪獣になったこと









毎日毎日でっちゃんの後を追いかけ回してたこと







一歳になっても小さかったこと






心臓が悲鳴を上げ始めたときのこと






元気だった君が苦しみ出したときのこと






最期まで治療を受けて一生を全うしたこと








大丈夫、覚えている







だからここにいたときと同じように



でっちゃんのそばにいなさいね