芋のブルース | キノトのブログ

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底辺詩人キノトのエセブルースな日常





「日本のブルースは演歌だ」という説が正しいとは思わないが「日本の演歌がアメリカのブルースの文化と似ている」というのなら確かにそうだ。

そして今や その演歌というジャンルの代表的存在となり、今年の紅白歌合戦出場も決めている二人の女性歌手が 我が家から ほど近い地域より輩出されたという事実もまた、紀州がブルースフィーリングな地である事を表しているのだろうか?その一人、坂本冬美は上富田出身、もう一人、天童よしみ の生まれは芳養である。

芳養町に芋(イモ)という所が在る。そこが天童よしみ の出生地と聞く。



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(写真は芳養町秋葉神社のもの)



そういえば中上健次の「紀州〜木の国 根の国物語〜」の中で、この芋という地名について語った一文があった。語音に力のある地名である。



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現在は道路開発により、田辺市街へと繋がる高架が 芋村を横切っている。