心エコー ルーティーン

 

傍胸骨左室長軸像

①    心臓のサイズ:乳頭筋腱索レベルで心室中隔から後壁の距離を測定する。左室拡張末期径LVDd>55mmは左室拡大である。拡張末期径が小さく、収縮期に左室内腔が虚脱するようならボリューム不足あるいは後負荷減少を考える。



②    心臓の動き:Mモードにして左室内径や壁厚、内径短縮率%FSを評価する。




 

傍胸骨左室短軸像=心臓の輪切り

壁運動の評価=内膜の移動+収縮期の壁厚増加(心筋虚血では壁厚変化や内膜移動の減少が生じる)




 

心尖部=心尖部縦切り

マーカーは左腕を向くように。



 

心窩部

両ひざを立てる。マーカーは患者頭側に向ける。