bulionです。
覚えてますか~❓
俺は生きてますよー❗
はい。
では、いってみよ~❗
川上エイドを出てすぐ橋を渡り用瀬に入る。
川沿いをひたすら次のエイドに向けて走るのだ。
約6キロの道のりだが、まあ、特に変わったこともなく、ひたすら刻むように走り続けるのである。
このあたりから俺の頭の中にある音楽が繰り返し流れるのである。
それはサチモスのstaytune…ではなく、なぜかこのときはMINTである。
MINTのサビの部分が頭の中をヘビロテするのである。
この現象は終盤になっても続くことになる。
おそらく、朝の車の中でひたすらサチモスを聞きながら来た為と思われる。
そうこうしているうちに次のエイド、備中エイドに到着する。
ここにも20人くらいの人がいて、みんなけっこうのんびりしている。
俺はここでおにぎりを食べた。
ここにきて今日初めての食事らしい食事である。
しかし、あまり食べ過ぎないようにしないと…
そしてやはり80キロのメンバーは少ないように思われる。
あれ?
俺って本格的にヤバい?
他の大会で見かけた人がいたので馴れ馴れしく話しかけたりしていたのでけっこう時間が経ってしまった。
この時点で約20キロ。
あと60キロ。
既に4分の1を走り終えている。
あとこれを4回繰り返すだけだ…
とりあえず出発しよう。
次の沈下橋エイドへは約3,5キロ。
とりあえずエイドを目標(楽しみ)に進んでいこう。
備中エイドを出てしばらく、黒鳥ダムを渡って狭い道に入る。
このあたりが旧トロッコ道であろう。
ここだけではないがけっこう落石跡があってビビりながら走る。
ここはダム湖になっていて薄曇りではあるがなかなかキレイな景色で癒される。
上から眺める事の多いダム湖を比較的水面と近い視線で見れるのは貴重な体験だった。
そして沈下橋エイドに到着。
ここのエイドは家族でエイドを開いてくれているようで、小さなお子さんもいてほっこりさせられる。
ここではゼリーやらキビナゴの天ぷらやら小さめのエイドの割にはたくさんの食べ物があった。
でも俺はとりあえず水分だけで…
次なる目標は約4キロ先にある田原エイドである。
沈下橋を渡り、国道に出てからしばらく、左手にダムが見える。
田原ダムである。
沈下橋の名の由来はこのダムの放流時に橋が水没してしまうからだと思うな~
そしてすぐ田原エイドに到着。
ここのエイドも小さめではあるが、なんかうどん(?)食べてる人がいるな~
どうしようかな~…
ガマンガマン、水分補給だけで先を急ごう❗
そして次なるエイドは約4キロ先の観音滝エイド。
4キロならさっきと変わらないじゃん❗
楽勝楽勝❗
と、思っていたらこの区間、緩やかではあるがほぼすべて登り坂である。
マジか…
何人かのランナーに抜かされながらも俺はひたすら先を目指す。
するとこのあたりから折り返してくる人達とやたらすれ違うようになる。
「お疲れ様で~す。」
とか
「頑張ってくださ~い。」
とかランナー同士がお互いに声を掛け合いながら、普段ではあり得ないような雰囲気の中で走る。
これがマラニックの良い所なんだろうな~
と感じつつ走れた。
が、俺はすれ違う人達のゼッケンに注目しまくりで、赤、黒、赤、黒…
けっこう赤の人もいる。
俺は今順位的にはどのあたりだろう?
それが気になる…
最終ランナーにだけはなりたくないな~
この頃になると何故か天気も良くなり、陽射しが出てきた。
気温が上がり、汗をかくのでこのあたりから自分自身の匂いにやられそうになる。
登り坂の向こうにエイドが見えてきた。
ここのエイドが取り返し地点である。
早くエイドについてとりあえず服を一枚脱ぎたい。
そんな思いで必死に走ってエイドに到着❗
先ずはトイレに駆け込み用を足してから服を一枚脱ぐ。
まさかこんなに晴れるとは…
Tシャツを脱いでバッグに詰めて表に出る。
いろいろスッキリしたな~
外ではテントが張られていてテーブルがいくつか置いてある。
「シシ汁あるよー!」
元気に声をかけられる。
シシ汁…
いただきます❗
旨し❗
汗をかいて塩分が不足していたのだろう。
一気に食べ終えてしまう。
あまりの食べっぷりにエイドのボランティアのおじさんも
「もう一杯食べるか?」
と気を利かせてくれる。
少し悩んでいると
隣で同じくシシ汁を食べてる老年のランナーが
「こんなに食べてばっかりだとせっかく走ってるのに太っちゃうな~」
と言って笑っていた。
なるほど…
ぽってり体型の俺はもう遠慮するとしよう…
何だかんだでけっこうな時間をここで過ごしてしまう。
行かねば❗
現在31キロ、
まだ先は長いのである。


