少しやる気になってます。

このネタが終わるにはもう少しかかりそうですが、お付き合いください。
復路、川上エイドに到着。
全くランナーがおらず不安になる。
係りの人に
「俺って今何位くらいですか?」
と聞いてみた。
「…だいたい30番目くらいですかね~…」
との事…
普通なら
おっ、なかなかの順位じゃん!
って事になるのだろうが、この状況ってかなりヤバイんじゃなかろうか?
というのも、ほぼ最後尾からスタートした俺が人を抜いた気があまりせずにこの順位。
(抜かれた記憶はまあまあある)
これは何を表すのか?
おそらく、
先発していたランナーはほとんどが60キロコースに変更したのではないだろうか?
きっとそうだ。
理由は簡単、雨が降りそうだから❗
沈下橋エイドのコスプレおじさんがそうだったように…
これに限る。
恐るべし、高梁ウルトラマラニック❗
こうしてはいられない…
急がねば…
俺が何を恐れているのかというと
最終ランナーにはなりたくない。
と、いうのと
孤独に走りたくない。
と、いうことである。
和気あいあい話ながらっていうのは無理だろうが、せめて視界には他のランナーがいてほしいものだ…
そして今は…

ここにいます。
あと30キロ❗
このあたりから少し歩くようになる。
もう足がふくらはぎのあたりまで痛いというか重いというか…
あとまたずれ。
ノーパンティーノーライフ作戦は早くも破綻していた。
そりゃそうだ。
傷口が直接擦れてるようなもんだ。
改善するわけがない。
もうこうなったらなるようになれ、だ。
成美エイドに到着。
公民館みたいな建物の中で休憩できた。
中に入りパイプ椅子に腰かけて、コーラをチビチビやりながらひたすらぼーっとしていた。
とにかく体力の回復に努めた。
実はここからが本番である。
この先の小泉坂は4キロで450メートル登るそうだ。
傾斜率は11%?(←計算あってる?)
まあ、とにかく急である。
この坂を登りきらねばゴールにはたどり着けない。
50キロ以上走った後にこの仕打ち…
ドSかっ!
と、心の中で突っ込む。
あまり休みすぎてもいけない。
筋肉が固くなるからね。
では行くか…
エイドを出てすぐ坂道にさしかかる。
走れたのは最初の50メートルくらい。
あとはもう歩く❗
ひたすら歩く❗❗
もう割りきろう。
この小泉坂は歩く❗
これでいこう。
で、歩き初めてすぐ…
雨だ~…
パラパラと降りだしましたよ。
遂に来たな~
タイミングとしては最悪である。
疲労、またずれ、急坂、雨、汗臭い…
殺せ❗いっそ殺してくれ❗❗
って思ってしまうくらいだ。
しかし、この五重苦を乗り越えた時❗
俺はスーパーな男になれてる❗❗❗
はず…
坂道を一キロくらい上がったところで雨足が強くなってきた。
防水ジャケットを着ようと足を停めていると一人の男性ランナーが後ろから追い付いてきた。
「降りだしましたね~」
話しかけてみた。
「そうですね。イヤになりますよね~」
話やすそうな人であった。
と、いう訳でしばらくこの人と話ながらひたすら歩く。
話していて分かったことは…
この人はこの大会に過去にも出ている。
この大会以外にもけっこういろいろな大会に出てる。
そして福山在住である❗❗
しかも俺の住んでるとこからかなり近い❗❗
これは是非お近づきになってマラソン仲間にならねば❗❗❗
ただ、一通りの会話が終われば特に話すこともなく…
ただひたすらおっさん二人の荒々しい息づかいが周囲に響いている状況である。
いくら会話のネタが尽きたからといって初対面の人に政治の話をするのも野暮だし、経済ネタもどうだろう?
なんならお互いの初体験の話でもするか~?
そうこうしているうちに雨がやんでいることに気付く。
こうなれば雨対策で着ているこのジャケットはさっさと脱ごう。
暑くて蒸れてくる…
小泉エイドに到着。
長い登り坂も一旦ここで終わる。
キツかった~
この坂は割りきって歩いて登りました。
そしてこのエイドでの楽しみ、一緒に歩いてきた人によると、このエイドでは毎回冷えた栄養ドリンクをくれるらしい。
たかが栄養ドリンク、
されど栄養ドリンク。
体全体に染み渡る…
栄養ドリンクをこんなに旨いと思ったのは初めてだった…
このエイドのボランティアで、父親らしき男性と、二人の小さな女の子がいた。
せわしく手伝いをしている二人の女の子。
俺の空いた栄養ドリンクの瓶や蓋を回収してゴミ箱に捨ててくれました。
ありがとう。
君たちを見ていると元気がでたよ。
小さな天使達から元気をもらった俺は立ち上がり再び戦いの場に向かうのだ。