流産の診断を受けて、家に帰宅後。



ほぼ無の状態で、洗濯物を取り込んだり夕飯の支度をしたり…



留守番をしていた主人と次男の顔もまともに見ることが出来ず。


ただ、家事をして気を紛らわせてる状態魂が抜ける



暫くしてふと主人が何気なく

病院どうだったー??

と聞いてきた。



今は触れて欲しくない話題。

けれど、話さなければならない話題。



事の経緯を話そうとした瞬間、初めて涙が溢れた。



そっか…悲しかったんだな、あたし。




初めて自分の気持ちと向き合った気がした。




元々、弱さを見せるのが苦手で親は勿論、主人にさえも愚痴や弱音を吐く事はない。

(というか、したくない)

本音を言えるのは唯一、心を許した親友数名のみ。


だから今回も、真っ先に流産の報告をしたのは親友達。


我ながら不器用な性格。

心底、不器用な生き方をしてるな〜と痛感。


これは死ぬまで治らないのだろうか?




そして主人は、お腹の赤ちゃんよりも私の体ばかりを心配していて…

母親の私からしたら、お腹の赤ちゃんが亡くなってる事を悲しんで欲しいのに赤ちゃん泣き



そんな中、親友と話した事。


妊娠したら、産まれてくるのが当たり前だと思ってたけれど…


無事に産まれて来てくれただけでもう、親孝行だと思う。

どんなに生意気でワガママでも、例え勉強嫌いでも、健康でさえ居てくれればそれ以上の幸せはないよねにっこり


本当にその通り。



子どもが成長するにつれ、どうしても親のエゴで

こうなって欲しい、こうして欲しいと

子どもに期待してしまっていたけれど…



もう、元気で目の前に居てくれてるじゃない。

楽しそうに学校や幼稚園に通ってくれてるじゃない。




当たり前=幸せ

なんだと改めて思い知らされた今日1日。


それを教えてくれたのは、産まれる事がなかった

お腹の子。



ありがとう。