それを見ていた優作は
『君の為に教えて置く事がある。
まず、麻友と言うのはそこの少年、真一くんが作ったARの事です。
君の後ろに立っていたARこそ麻友さんです。
もう1つは、あまりその少年の事を馬鹿にすると命がいくつ有っても足りませんよ。
今はその少年が居たから助かりましたが、もし居ながったら君は少なくても病院行きでしたよ。』
それを聞いた社員の人は腰を抜かしていた。
優作は追い打ちをかける様に
『君は最初に自分より有益な情報を、その少年が持ってきたら何でもしますって言いましたよね?
どう考えても君より有益は情報を見つけ出したのだから、その事についてはどうするんですか?』
社員は無言のままだった。
真一は、これ以上その社員を攻めるのも、気が引けたので助け舟を出す事にした。
『社長さん、それより今は大事な事があるのでは無いですか?』
すると善太郎は
『真一くんは優しいの・・・。
でも、ハッキングした犯人が分かってもデーターを見られた以上、
訴えたとしてもどこかで情報は漏れるし・・・・。困ったの・・・・。』
『打開策は2通りあります』
『1つ目は、相手のサーバーを破壊する。2つ目は、盗まれたAR情報よりすごいARを作る』
『ワシの気持ち的にはサーバーを破壊したいのだが、
それじゃあ、この件に関わっていない人まで、被害を被るからそれはダメじゃの・・・。』
『かと言って今から新製品の開発では、
向こうが先に盗まれたデーターからARを発表するだろうし・・・。』
『何も1から作らなくても、ちょっと改造すれば良いのでは?
例えば、新機能を付けてみたり、性能を上げてみたり。
以前、見せて頂いたメインのCPUとプログラムにはまだ改良の余地はありましたし、
それに会長さんや社長さんが良いのでしたら、麻友に付いている通話機能を付けてみるとか?』
真一が提案すると善太郎が
『確かに真一くんの言う通り開発の余地はあるのかも知れないけど、時間的にそれは無理だと思うぞ』
『正確にはいつまでにすれば良いのですか?』
すると優作が
『明日の午前中がタイムリミットです。』
『ちょっと改造するだけなら、今夜中に出来ますよ。』
すると善太郎が救世主を見つけたみたいに
『それは本当か!?』
『まぁ、俺一人では無理なので何人か人手を貸して貰わないとダメですけど・・・。』
『それは構わないよ。何人でも使ってくれ!』
『じゃあ、俺みたいな学生の言う事を聞いてくれる人が前提ですが、
今回のCPU設計に関わった人を2人と プログラマーを3人、
それと雑用をしてくれる人を1~2人くらいですかね』
すると善太郎が
『優作、今手が空いている奴の中で人の見る目がある奴は居るか?』
と聞くと優作は
『そうですね・・・・。CPUの設計技師は数人心当たりがありますし、
雑用は秘書を使えが良いのですが、プログラマーは2人しか心当たりありません・・・・。』
真一は1人分くらいなら自分がカバー出来ると思い
『じゃあ2人でも良いです。俺がその分やりますから』
すると善太郎が
『そうか・・・。真一くん程ではないが、ワシも少しは出来るからワシがやる』
『会長さんにしてもらうのは悪いですよ。』
『学生の君が頑張っているのに、ワシがふんぞり返っている訳にはイカんじゃろう』
真一は時間が無い今の状況ではありがたいので、その申し入れを受け入れる事にした。
『作業は自分のPCがある部屋でします。
俺は先に準備をしていますので手伝ってくれる人は、その部屋に来てもらってください』
真一は先程まで作業していた部屋に行った。
暫くすると、部屋に数人の男女が入って来た。
真一は
『自分より年下の、それも学生の俺にあれこれ指示されるのは、嫌かも知れないけど、
一時の事なので我慢してついて来てくれると助かります。よろしくお願いします。』
真一が頭を下げるとその中の一人が
『噂は聞いています。私たちでお役に立てるか心配ですが、
年齢とか学生とか気にしないで、どんどん指示してください。』
『ありがとうございます。』
『では、CPU担当の人は、以前作られていたCPUを元にして2種類作ります。
大まかな設計データーはありますので、もし判らない時は聞いてください。
その都度説明します。』
真一が言うとCPU設計技師の人たちは自分の部屋に戻り作業を始めた。
『プログラマーの人は、CPUの改良に伴い変更点がありますのでその修正が1つ。
そして、通話機能と言うか電話機能の本体は俺が作るので、
それに付随する機能のコードを書きましたので、それを実際に組み込んでエラーが出ないか
デバッグをしてください。』
『会長さんは、AIの変更点を書き出して置きましたので、それをお願いします。』
そして最後に雑用係の人に
『専用端末を制作している部署で端末の詳細なデーターを貰って来てください。
それと、レシーバーを作る準備をしておいてくださいと伝えて来て頂けますか?
そして、パシリみたいで悪いのですが眠気覚ましにコーヒーを頂けますか?』
と言って真一は自分の作業に没頭した。
度々質問や指示を仰ぎに来る人は居たが、大きなトラブルもなく順調に進んで
最後にCPUの作動シミュレーションとプログラムのデバッグをして気が付くと朝になっていた。
最後まで起きていたのは真一と善太郎だけで後の社員の人は力尽きたように様々な格好で
男女問わず寝ていた。
真一は
『会長さん終わりました。』
と言うと善太郎は
『真一くん本当に迷惑を掛けた。それに引き換え、こいつらは・・・。』
善太郎はため息をついていた。
真一が
『会長さん、あの電話機能を勝手に付けてしまってすみませんでした。』
『いや、こちらとしてはありがたいくらいじゃよ。でも、自分が開発した物をつけて良かったのか?』
『その事ですが、麻友に付けたのとはかなり違うので、この機能はこのARに上げます』
『それは、特許をくれると言う事か?』
『はい。これからも、迷惑をかける事も有ると思うし、
無理を通してもらう事もあるかも知れないから、 プレゼントです。』
と言って真一は笑った。
ここまで出来れば後は、会社の人たちに任せられるので真一は学校があるので、一度家に戻る事にした。
『俺、今日も学校なので一度家に帰ります。後の事はここに書いて置きましたので、
よろしくお願いします。』
善太郎に挨拶をして真一は帰路に着いた。
家に着いた真一は
『これから、一眠りするから時間が来たら起こしくれ』
麻友に頼んでベッドに入った。
『君の為に教えて置く事がある。
まず、麻友と言うのはそこの少年、真一くんが作ったARの事です。
君の後ろに立っていたARこそ麻友さんです。
もう1つは、あまりその少年の事を馬鹿にすると命がいくつ有っても足りませんよ。
今はその少年が居たから助かりましたが、もし居ながったら君は少なくても病院行きでしたよ。』
それを聞いた社員の人は腰を抜かしていた。
優作は追い打ちをかける様に
『君は最初に自分より有益な情報を、その少年が持ってきたら何でもしますって言いましたよね?
どう考えても君より有益は情報を見つけ出したのだから、その事についてはどうするんですか?』
社員は無言のままだった。
真一は、これ以上その社員を攻めるのも、気が引けたので助け舟を出す事にした。
『社長さん、それより今は大事な事があるのでは無いですか?』
すると善太郎は
『真一くんは優しいの・・・。
でも、ハッキングした犯人が分かってもデーターを見られた以上、
訴えたとしてもどこかで情報は漏れるし・・・・。困ったの・・・・。』
『打開策は2通りあります』
『1つ目は、相手のサーバーを破壊する。2つ目は、盗まれたAR情報よりすごいARを作る』
『ワシの気持ち的にはサーバーを破壊したいのだが、
それじゃあ、この件に関わっていない人まで、被害を被るからそれはダメじゃの・・・。』
『かと言って今から新製品の開発では、
向こうが先に盗まれたデーターからARを発表するだろうし・・・。』
『何も1から作らなくても、ちょっと改造すれば良いのでは?
例えば、新機能を付けてみたり、性能を上げてみたり。
以前、見せて頂いたメインのCPUとプログラムにはまだ改良の余地はありましたし、
それに会長さんや社長さんが良いのでしたら、麻友に付いている通話機能を付けてみるとか?』
真一が提案すると善太郎が
『確かに真一くんの言う通り開発の余地はあるのかも知れないけど、時間的にそれは無理だと思うぞ』
『正確にはいつまでにすれば良いのですか?』
すると優作が
『明日の午前中がタイムリミットです。』
『ちょっと改造するだけなら、今夜中に出来ますよ。』
すると善太郎が救世主を見つけたみたいに
『それは本当か!?』
『まぁ、俺一人では無理なので何人か人手を貸して貰わないとダメですけど・・・。』
『それは構わないよ。何人でも使ってくれ!』
『じゃあ、俺みたいな学生の言う事を聞いてくれる人が前提ですが、
今回のCPU設計に関わった人を2人と プログラマーを3人、
それと雑用をしてくれる人を1~2人くらいですかね』
すると善太郎が
『優作、今手が空いている奴の中で人の見る目がある奴は居るか?』
と聞くと優作は
『そうですね・・・・。CPUの設計技師は数人心当たりがありますし、
雑用は秘書を使えが良いのですが、プログラマーは2人しか心当たりありません・・・・。』
真一は1人分くらいなら自分がカバー出来ると思い
『じゃあ2人でも良いです。俺がその分やりますから』
すると善太郎が
『そうか・・・。真一くん程ではないが、ワシも少しは出来るからワシがやる』
『会長さんにしてもらうのは悪いですよ。』
『学生の君が頑張っているのに、ワシがふんぞり返っている訳にはイカんじゃろう』
真一は時間が無い今の状況ではありがたいので、その申し入れを受け入れる事にした。
『作業は自分のPCがある部屋でします。
俺は先に準備をしていますので手伝ってくれる人は、その部屋に来てもらってください』
真一は先程まで作業していた部屋に行った。
暫くすると、部屋に数人の男女が入って来た。
真一は
『自分より年下の、それも学生の俺にあれこれ指示されるのは、嫌かも知れないけど、
一時の事なので我慢してついて来てくれると助かります。よろしくお願いします。』
真一が頭を下げるとその中の一人が
『噂は聞いています。私たちでお役に立てるか心配ですが、
年齢とか学生とか気にしないで、どんどん指示してください。』
『ありがとうございます。』
『では、CPU担当の人は、以前作られていたCPUを元にして2種類作ります。
大まかな設計データーはありますので、もし判らない時は聞いてください。
その都度説明します。』
真一が言うとCPU設計技師の人たちは自分の部屋に戻り作業を始めた。
『プログラマーの人は、CPUの改良に伴い変更点がありますのでその修正が1つ。
そして、通話機能と言うか電話機能の本体は俺が作るので、
それに付随する機能のコードを書きましたので、それを実際に組み込んでエラーが出ないか
デバッグをしてください。』
『会長さんは、AIの変更点を書き出して置きましたので、それをお願いします。』
そして最後に雑用係の人に
『専用端末を制作している部署で端末の詳細なデーターを貰って来てください。
それと、レシーバーを作る準備をしておいてくださいと伝えて来て頂けますか?
そして、パシリみたいで悪いのですが眠気覚ましにコーヒーを頂けますか?』
と言って真一は自分の作業に没頭した。
度々質問や指示を仰ぎに来る人は居たが、大きなトラブルもなく順調に進んで
最後にCPUの作動シミュレーションとプログラムのデバッグをして気が付くと朝になっていた。
最後まで起きていたのは真一と善太郎だけで後の社員の人は力尽きたように様々な格好で
男女問わず寝ていた。
真一は
『会長さん終わりました。』
と言うと善太郎は
『真一くん本当に迷惑を掛けた。それに引き換え、こいつらは・・・。』
善太郎はため息をついていた。
真一が
『会長さん、あの電話機能を勝手に付けてしまってすみませんでした。』
『いや、こちらとしてはありがたいくらいじゃよ。でも、自分が開発した物をつけて良かったのか?』
『その事ですが、麻友に付けたのとはかなり違うので、この機能はこのARに上げます』
『それは、特許をくれると言う事か?』
『はい。これからも、迷惑をかける事も有ると思うし、
無理を通してもらう事もあるかも知れないから、 プレゼントです。』
と言って真一は笑った。
ここまで出来れば後は、会社の人たちに任せられるので真一は学校があるので、一度家に戻る事にした。
『俺、今日も学校なので一度家に帰ります。後の事はここに書いて置きましたので、
よろしくお願いします。』
善太郎に挨拶をして真一は帰路に着いた。
家に着いた真一は
『これから、一眠りするから時間が来たら起こしくれ』
麻友に頼んでベッドに入った。