郷子は
『私たちの仕事では無いので素直に認めれば軽い説教で許して上げようと思っていたのに、
君たちはあくまで真一くんに対する嫌がらせでは無いと言うなら良い物を聞かせてあげよう』
郷子は麻友を呼んだ。
『麻友さん、あの証拠を見せてあげて』
『記録データー転送開始・・・・・。転送終了。郷子さんもう見れます。』
『麻友さんありがとう。』
郷子は自分のPC画面をクラスの皆が見れる様に向けた。
『担任の先生にも一緒に見て貰いたのですが、これは昨日の麻友さん目線の映像データーです』
映し出された画面には真一に罵倒しているシーンや試合をになった経緯などが映っていた。
すると郷子は
『この映像の音声データーと通報時の音声を調べれば面白そうな事が分かりそうですね』
『ちなみに、【ARSP】にイタズラ電話や悪意の偽情報を流した場合は重い処罰が待っています。』
するとクラスの数人がその場に立って郷子に謝った。
郷子は
『謝るのは私だけ? まだ居るんじゃない?』
するとその数人は真一にも謝った。
郷子は
『今回、この騒動に関わった全員に反省文を書いて貰います。
私は【ARSP】の者なのでイジメについては何も言う権利が無いので、
その事は担任の先生に任せますが、以後こう言う事が無い様にしてくださいね。
私からの話は以上です。』
郷子は教室を出て行った。
その後、真一をイジメていた連中を中心に今回の事に関わった全員が、
こってり絞られた事は言うまでもない・・・・。
放課後、真一は遥香たちに呼び止められた。
『真一くん、ちょっと良い? 私たち携帯の番号交換したんだけど、真一くんの番号も教えて』
遥香が言ってきたので真一は
『俺、携帯持ってないから、この番号に掛けてそしてら繋がるから』
5人に麻友経由で繋がるネット電話の番号を教えた。
すると、静哉が
『これ、どこの番号なんだ?』
『俺の携帯みたいのモノだよ。その番号に掛けると麻友経由で音声通話が出来るんだよ。
携帯を持っていないから、麻友を作る時に付けておいたんだよ。
だから怪しいトコには繋がらないから安心して』
真一は笑いながら言った。
『真一さんはそんな事まで出来るのですね。』
友美は真一が渡した番号を見ながら言った。
すると裕二が
『麻友さん経由って実際はどうやって通話するの?』
聞いてきた。
裕二以外もそこに興味があったのか興味津々で真一を見た。
真一は
『じゃあ、みんなの携帯の番号教えて』
教えて貰った番号を麻友に見せた。
『皆さんの携帯電話番号を登録完了しました。』
『誰か実際に掛けてみて』
真一は自作したヘッドセットを付けた。
すると遥香から掛かってきたみたいで麻友が
『遥香さまよりお電話が入っております。』
『繋いで』
『もしもし。聞こえる? こうやって通話するんだよ』
実際に見た遥香たちは
『すごい・・・!』
目をきらめかせながらこちらを見ていた。
『ネットの回線を使っているから、携帯電話と遜色なしで使えると思う』
『遥香、切るよ』
と言って通話を終了した。
友美はその姿をみて
『もしかして、これって携帯より便利かも知れませんわね。』
『そうだね。俺と話して居る時は麻友には聞こえないけど、こちらが許可した時とか、
代わりに電話に出て欲しい時は、麻友に繋げる事も出来るから意外と便利だと思うよ。』
遥香は
『そうですね。それは便利かも、手が離せない時とかに代わりに出てもらえるし』
そんな事を話ながら学校を出て真一は帰路に着いた。
家に帰った真一は別にやる事もないので、会社に行ってみる事にした。
真一は会社に着くと、とりあえず会長室に向かった。
ノックをすると『入れ』と聞こえたので入ってみると、そこには数多くの社員の人たちが居た。
真一は
『また出直してきます』
真一が出直そうとすると善太郎が止めた。
『あぁ真一くんか。今日はどうしたんだ?』
『家に居てもやる事がないので、来てみたのですが今日は忙しそうですね・・・。』
『忙しいと言うか、一大事なんじゃよ』
『一大事?何かあったのですか?』
『これは、まだここに居る連中しか知らない事だけど、
ウチのメインサーバーがハッキングされたのじゃよ』
真一すぐに麻友を見た。
『私ではありませんよ。』
『前歴があるからまた何かしたのかと・・・。疑ってゴメン』
麻友は不本意そな声で
『私は面白半分で会社のサーバーにハッキングをかけたりはしません。』
と言ってちょっと膨れた。
真一は善太郎に
『で、ハッキングされたと言う事は、何か盗まれたとかウィルスを入れられたとか?』
『そうじゃあ・・・・。盗まれたのじゃ・・・・。』
『なんのデーターを?』
『今度出す予定だったARの情報をごっそり』
善太郎は頭を抱えていた。
真一は
『侵入経路とか犯人とかは分かっているんですか?』
と聞くと善太郎は
『それが判れば苦労はしないのだが・・・・』
『俺みたいな素人を信用して貰えるなら、調べて見ましょうか?』
『出来るのか?』
『出来ますと宣言はしませんが、ある程度なら解る事もあると思います。』
すると、そこに居た社員が
『こんな学生に出来るのなら、とっくに私たちが特定出来ていますよ』
数人の社員が言ったのを聞いて今まで気づかなかったが、そこには優作も居て
『では、もし君たちより有益な情報を、その学生がもたらしたら君たちはどうするですか?』
『万が一に私たちより有益な情報を出して来たら何でもしますよ』
『言いましたね。大の大人が後から言っていません。とは言わないでくださいね』
かなり真剣な目で優作は社員たちに言った。
社員の人たちも子供に負けるとは夢にも思っていなかったが、優作の目でちょっと恐れながら
『と、当然です。まぁ学生如きに遅れを取る事はありません。』
と言って部屋を出て行った。
善太郎は
『はぁ・・・・。ウチの社員はどうして人を見た目で判断する奴が多いじゃ・・・。
これは、入社試験などを見直す必要性があるかの・・・。』
善太郎は部下の態度に落胆していた。
真一は社員が言った事なんか全然気にしていなかった。
『あの・・・・。』
と言うと善太郎は
『あぁ、スマンの・・・・。ウチの社員が失礼な事言って・・・・。』
『俺も、その社員みたいなモノでは』
笑った。
すると優作が
『真一くんの方が大人の対応が出来ているとは・・・・。我が部下ながら情けない・・・・。』
優作も部下の態度に落胆していた。
『私たちの仕事では無いので素直に認めれば軽い説教で許して上げようと思っていたのに、
君たちはあくまで真一くんに対する嫌がらせでは無いと言うなら良い物を聞かせてあげよう』
郷子は麻友を呼んだ。
『麻友さん、あの証拠を見せてあげて』
『記録データー転送開始・・・・・。転送終了。郷子さんもう見れます。』
『麻友さんありがとう。』
郷子は自分のPC画面をクラスの皆が見れる様に向けた。
『担任の先生にも一緒に見て貰いたのですが、これは昨日の麻友さん目線の映像データーです』
映し出された画面には真一に罵倒しているシーンや試合をになった経緯などが映っていた。
すると郷子は
『この映像の音声データーと通報時の音声を調べれば面白そうな事が分かりそうですね』
『ちなみに、【ARSP】にイタズラ電話や悪意の偽情報を流した場合は重い処罰が待っています。』
するとクラスの数人がその場に立って郷子に謝った。
郷子は
『謝るのは私だけ? まだ居るんじゃない?』
するとその数人は真一にも謝った。
郷子は
『今回、この騒動に関わった全員に反省文を書いて貰います。
私は【ARSP】の者なのでイジメについては何も言う権利が無いので、
その事は担任の先生に任せますが、以後こう言う事が無い様にしてくださいね。
私からの話は以上です。』
郷子は教室を出て行った。
その後、真一をイジメていた連中を中心に今回の事に関わった全員が、
こってり絞られた事は言うまでもない・・・・。
放課後、真一は遥香たちに呼び止められた。
『真一くん、ちょっと良い? 私たち携帯の番号交換したんだけど、真一くんの番号も教えて』
遥香が言ってきたので真一は
『俺、携帯持ってないから、この番号に掛けてそしてら繋がるから』
5人に麻友経由で繋がるネット電話の番号を教えた。
すると、静哉が
『これ、どこの番号なんだ?』
『俺の携帯みたいのモノだよ。その番号に掛けると麻友経由で音声通話が出来るんだよ。
携帯を持っていないから、麻友を作る時に付けておいたんだよ。
だから怪しいトコには繋がらないから安心して』
真一は笑いながら言った。
『真一さんはそんな事まで出来るのですね。』
友美は真一が渡した番号を見ながら言った。
すると裕二が
『麻友さん経由って実際はどうやって通話するの?』
聞いてきた。
裕二以外もそこに興味があったのか興味津々で真一を見た。
真一は
『じゃあ、みんなの携帯の番号教えて』
教えて貰った番号を麻友に見せた。
『皆さんの携帯電話番号を登録完了しました。』
『誰か実際に掛けてみて』
真一は自作したヘッドセットを付けた。
すると遥香から掛かってきたみたいで麻友が
『遥香さまよりお電話が入っております。』
『繋いで』
『もしもし。聞こえる? こうやって通話するんだよ』
実際に見た遥香たちは
『すごい・・・!』
目をきらめかせながらこちらを見ていた。
『ネットの回線を使っているから、携帯電話と遜色なしで使えると思う』
『遥香、切るよ』
と言って通話を終了した。
友美はその姿をみて
『もしかして、これって携帯より便利かも知れませんわね。』
『そうだね。俺と話して居る時は麻友には聞こえないけど、こちらが許可した時とか、
代わりに電話に出て欲しい時は、麻友に繋げる事も出来るから意外と便利だと思うよ。』
遥香は
『そうですね。それは便利かも、手が離せない時とかに代わりに出てもらえるし』
そんな事を話ながら学校を出て真一は帰路に着いた。
家に帰った真一は別にやる事もないので、会社に行ってみる事にした。
真一は会社に着くと、とりあえず会長室に向かった。
ノックをすると『入れ』と聞こえたので入ってみると、そこには数多くの社員の人たちが居た。
真一は
『また出直してきます』
真一が出直そうとすると善太郎が止めた。
『あぁ真一くんか。今日はどうしたんだ?』
『家に居てもやる事がないので、来てみたのですが今日は忙しそうですね・・・。』
『忙しいと言うか、一大事なんじゃよ』
『一大事?何かあったのですか?』
『これは、まだここに居る連中しか知らない事だけど、
ウチのメインサーバーがハッキングされたのじゃよ』
真一すぐに麻友を見た。
『私ではありませんよ。』
『前歴があるからまた何かしたのかと・・・。疑ってゴメン』
麻友は不本意そな声で
『私は面白半分で会社のサーバーにハッキングをかけたりはしません。』
と言ってちょっと膨れた。
真一は善太郎に
『で、ハッキングされたと言う事は、何か盗まれたとかウィルスを入れられたとか?』
『そうじゃあ・・・・。盗まれたのじゃ・・・・。』
『なんのデーターを?』
『今度出す予定だったARの情報をごっそり』
善太郎は頭を抱えていた。
真一は
『侵入経路とか犯人とかは分かっているんですか?』
と聞くと善太郎は
『それが判れば苦労はしないのだが・・・・』
『俺みたいな素人を信用して貰えるなら、調べて見ましょうか?』
『出来るのか?』
『出来ますと宣言はしませんが、ある程度なら解る事もあると思います。』
すると、そこに居た社員が
『こんな学生に出来るのなら、とっくに私たちが特定出来ていますよ』
数人の社員が言ったのを聞いて今まで気づかなかったが、そこには優作も居て
『では、もし君たちより有益な情報を、その学生がもたらしたら君たちはどうするですか?』
『万が一に私たちより有益な情報を出して来たら何でもしますよ』
『言いましたね。大の大人が後から言っていません。とは言わないでくださいね』
かなり真剣な目で優作は社員たちに言った。
社員の人たちも子供に負けるとは夢にも思っていなかったが、優作の目でちょっと恐れながら
『と、当然です。まぁ学生如きに遅れを取る事はありません。』
と言って部屋を出て行った。
善太郎は
『はぁ・・・・。ウチの社員はどうして人を見た目で判断する奴が多いじゃ・・・。
これは、入社試験などを見直す必要性があるかの・・・。』
善太郎は部下の態度に落胆していた。
真一は社員が言った事なんか全然気にしていなかった。
『あの・・・・。』
と言うと善太郎は
『あぁ、スマンの・・・・。ウチの社員が失礼な事言って・・・・。』
『俺も、その社員みたいなモノでは』
笑った。
すると優作が
『真一くんの方が大人の対応が出来ているとは・・・・。我が部下ながら情けない・・・・。』
優作も部下の態度に落胆していた。