日下部浩一郎と柿沼萌美が住む瀬戸内の町と鹿児島にある
谷山港が、飛行艇で結ばれることが決定した。
それの体験チケットが、萌美が福引で当ててきたようで、
ちょうど当たった時、彼女は旅を考えていた。
「今の季節、いいお祭りがある。」
と、浩一郎にいった。
「そうなの・・。この前は福岡だったけれども、今度は福岡か。」
と浩一郎のつぶやき聲がある。
「うん。」
瀬戸内の町から、飛行艇は谷山港につく。
「これからお祭り会場は・・。」
浩一郎がいうと、
「谷山港近くのレンタカー屋で移動手段を確保している。」
と萌美は答えた。
港から歩いて數分、
「予約していた柿沼萌美です。」
と、車を借りていく。
「萌美ちゃん、車を使わないと行けない場所なんだ。」
と浩一郎が話す。
「うん。ここから山に入った知覧という場所だ。」
という。
1時間ほど車で内陸で走ると、
お祭り会場。
「どんなまつりが始まるのだろうか。」
浩一郎が楽しみに待つ。
腰蓑をつけた、褌に憧れた頃の浩一郎ぐらいの年齢の少年だ。
「褌か。でも相撲回しみたいだ。」
浩一郎は答えた。
「うん。浩一郎君はなんでも褌が好きなわけじゃないのか。」
と萌美は肩をなでおろした。
「うん。なんでも褌は好きでないほうがいいときもある。」
と、浩一郎は話した。