こんばんは。
武吉です。

暢子って、IMEで出るんですね(笑)
鴨子って打った方が楽かと思ってました。

さて、桐谷さんについては特に見方が変わることはなく、今回はこう評価された優里ちゃんについて書くつもりです。
ですが、その前にちょっとだけ桐谷さんについて書きますかね。書きます。

暢子さん、作品に描かれたままの裏のないキャラですが、重要なセリフが多いですね。
「あなたにあの子を抱く勇気がないだけでしょ」とかは最たるもので、適格・冷静・効果的の3拍子がこの人のありえない大人力ですね。
私の印象では、最強の「大人の女」として描かれていると思います。

東根と肉体関係があることを聞かされた後、別の日に泊まった桐谷さんの後ろ姿を見送る優里が、僕は印象的です。
桐谷さんは強い大人の女の代表として描かれていますし、タイトルのセリフでも分かるように、それを本人が自覚しています。

この人は、自分の個人的な感情を切り離して振る舞えるためのスイッチを持っています。
エトセトラで岸さんと会った時もそうで、
前日に東根に振られた愚痴を言って飲んでパンツ丸出しで寝てた次のタイミングでは、冷静に優里と東根の理解者の立場で岸さんに接します。優里にも。

「一個人として 強く思い続けた者の願いは叶うべきだと思うのよ」
恋敵が、恋敵に、それ言いますか。
自分の感情を突き放して世界が見れる、大人の人間だと思います。


前回、次でこの漫画の話題は終わるって書いたので、本題の優里ちゃんについて書きます。
暢子と優里ちゃんの2回に分けた方が良かったかな?とも今になっては思いますが、
長くなりますけど、書きます。

「あなたにあの子を抱く勇気がないだけでしょ」問題は根深くて、
正直、1800日のラストを見ても物足りなさが残りました。
エトセトラで「彼氏… でき…まし…た…?」 「なんで疑問形!?」とか。

歳は違えど男と女なんで、時間をかければ何とかなるんでしょうけど、1800日のラストでそこを描いてはいなかったですから。

エトセトラの5話「ハナの視界」が勇逸だと思います。
ハナが面倒くさい態度を取って、結果、「今日だけ…隣で寝てもいいですか」と優里が言った時の様に、東根の部屋で一緒に雑魚寝する。
それも東根から提案して。
そして、次の日に優里が帰るのを見送る時の東根の表情が、恋人に対するそれになる。

このシーン、好きなんですよね。
いやな言い方かもしれませんが、先生と付き合っていた時と同じ表情をしていると思いました。
漫画のキャラの表情は、ある意味、「記号」なので、私と違う印象を持った方もいるかもしれませんが、初めて東根が優里に対して早く次も会いたい女性、として向けた表情だと思いましたね。
僕はあの表情は、ちょっとエロいと思います。
それを優里も受け取って、ちょっと驚いて、ちょっと戸惑って、そしてちょっと嬉しそうに照れる…
小さな1コマだけど、大好きなシーンです。

「ハナ あと少ししたら、また あの おうちで 暮らすようになるよ。楽しみだね。」
「なーっ」

ハナ、グッジョブ!

そして、エトセトラの最後で、ベランダで見つめあうカットが好きです。
1年の自立生活を経て、保護者で憧れの対象の東根に対して控えめに笑っていた優里が、
正面から東根を見て対等な人間として、恋人として見つめあう。
現実には遠回りなのかもしれないけれど、優里のけじめで
「私…ずっと自分の力で生活していきたかったんです。東根さんに見て欲しいから。私がちゃんと大人になったところを。」

この行動が、優里の思いが実って、東根と結ばれる最短距離だったと思えたラストでした。
「1年後にここへ戻ってくるために、これはわたしにとってのけじめなんです」

おかえり