これを少し改良しました。
1つ目の改良はリボンの取り付け方法を変更したこと。
改良前は1枚目の写真に写っているように真後ろにリボンを縫い付けていました。リボンは後ろ側のデザインだったんです。ところが完成したスカートをハイジに着せてスカートをぐるっと回して色々試してみると、一番気に入ったのは横位置↓。
横が一番好き!!だけどこのままだと縫い代が前に来ちゃうし後ろリボンも捨てがたいなぁ~><。なんて感じていました。
リボンでもう1つ気になったのは縫い付けた高さ。改良前はウエスト布とスカート布の縫いあわせ位置あたりに付けていました。
これが、ちょっとトップスの丈を選ぶ結果となっていました。
例えば、最初の写真と同じ黒色でも、ゆとりがゆったりある長め丈のカットソーだと・・・
こんな感じで片側はリボンがストッパーとなって高い位置で止まってしまいます。
かわいさ、微妙・・・(苦笑)。
それともう1つ。
当初は「カジュアルにもあわせられるシンプルなチュールスカート」を作ろうと思っていたんです。ところが最後の最後にリボンを思いつきで付けたことで、あれ??カジュアルは・・・どこへ(笑)??ピアノの発表会にも着れそうなよそ行き用っぽい雰囲気になりました。
これはこれでテイストがまとまっていていいのです。が・・・・・コーデのしやすさから言うとシンプルなスカートは無敵。
そこで
●お気に入りの場所の横と後ろでリボンを付けられるように
●リボンの高さの変更ができるように
●リボンをはずしたいときははずせるように
この3つが実現できるといいなぁ~と仕上げ方を変えてみました。
リボンを付けたいときはこのように取り付けます。
リボンに留め紐をつけ、ボタン穴も2つ作成。リボンの位置をトップスの丈に合わせてウエストベルト真下と、もう少し下の位置とで変えられるようにしました。
先日の記事のコーデ写真で着たようにリボンなしバージョンで着たいときは・・・↓
ボタンはずすだけです。
コーデの巾が、少し広がりました*^^*。
そしてもう1つ、大きな変更をしました。
それはウェスト布の縫製方法。
3枚目、4枚目の写真を見ていただくと裏側からウエスト布の縫い代が見えないようになっているのがおわかり頂けると思います。
でも、当初は違っていました。ウエストの縫い代と、スカート布を一緒にロックミシンで一気に縫っていたのです。すると、次の写真のよう現象が見られました。
【比較写真 / 生地の厚み・強度による縫い代の収まり具合の違い】
上)改良前のチュールスカート
下)3段フリルのスカートパンツ
この2つのウエスト部分は、同じ縫製方法です。でも、チュールスカートのほうは薄手とはいえスカート部分が3枚重ねなので上向きの力が勝って斜め上方向に縫い代が持ち上がってしまいました。
この縫い代の持ち上がりによって・・・
その結果、着用していてもウェストあたりでスカートが膨れてしまい、その上に重ねたトップスのシルエットも「着膨れしたようなウエスト」になっていることに気づいたんです。
完成した~!!と思ったスカートが、ちょっと残念なシルエット・・・。うう、満足できない~、悲しい~~T T.でも、やり直すのもやだ~(笑)、できたらこのまま、今回はもういいよね~と思いたい自分もいて
。
一度はこのままでいいかな、とも思ったけれどこのシルエットはやだ!と思う気持ちが勝ったので”もう1回ちょっとがんばればちゃんとしたシルエットに戻せるんだ~!”と自分に活を入れながら(笑)やり直しました。
きちんとイメージどおりのシルエットに戻ったスカートを見ると、やっぱりやり直してよかったです。
(改良後の写真)
スカート布の縫い代がきちんと上向きになり、スカート布上端のぷっくりもなくなりました。
生地やデザインにマッチした縫製方法の選択。うまく出来ていなくて時々問題にぶつかります。失敗はしないほうが時間も短くすむし楽なんだけれど、失敗しないと気づけないことも沢山あって・・・。私の場合、失敗することでも洋裁の面白さを感じている気がします*^^*。
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