初めて元夫と出会った時、
何の前触れもなく「この人知ってる!」と思いました。
私の、あやふやな記憶の中で、何かが形作られていくような・・・
会ったこともないのに、初めて会ったわけではない・・・
そんな感覚を覚えたのを今でも鮮明に記憶しています。
彼は笑顔が上手な人でした。
いつも先を読む努力家でした。
小さな子供が見え隠れする、そんな風に感じる人でした。
「後悔先に立たず」
後に、本当だよなぁとよく思ったものでした
モラハラをするような人間を見抜けなかったこと
そんな人となんとか心を通じ合わせようともがき続けたこと
親族を巻き込んでしまったこと
世間の常識を当てはめようとしたこと
何より、かわいいさかりの子供達の大切な時間に暗雲が立ち込めていた事
もし、過去に戻れるのなら、元夫と出会わない選択をしただろうか?
今なら・・・その答えは否。
綺麗ごとではなく、
得られたものの大きさには変えられないから
でも渦中にいた頃はとてもそんな風には思えなかった。
当時はそんな事考えもしなかったのだけれど。
起きてしまっている状況の中で、過去を振り返る余裕なんて全然なくて、
どうしたら?
どうしたら??
どうしたら???
どうしたら????
いつもそう考えていました
今、
冷静な目で当時の私を振り返るとき、
自分自身がいかに恐ろしいほど前向きであったのか
状況を打破する為に
自分がどう変わって相手をどう変えられるのか
いつもいつも
それこそ痛ましいほどに思い巡らせていた、
そんな気がします
今日の言の葉
“人との縁はすべて単なる偶然ではなく、
深い因縁によって起こるものだから、
どんな出会いも大切にしなければならない”
という仏教的な教え