この前

 

『骨を掘る男』という映画を観ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これまで私が

知らなかった行動でした。

 

 

激戦地だった南部には

今もなお、そのときのご遺骨が埋もれており

 

 

40年以上も、ご遺骨収集を続けている方が

いらっしゃるとは

知らなかったのです。

 

 

 

かんざし、煙管(きせる)、

子どもの乳歯

 

 

 

暗いガマ(自然壕)に

どのように逃げこんだのか

 

 

ごはんは食べてた?

お風呂にも入れず

トイレもなくて

 

睡眠はとれていたのか?

暑かったか

寒かったか

 

顔を洗いたいと思っても

洗えなかったのではないか

 

着替えたいと思っても

着替える余裕や場所がなかったのではないか

 

何かおしゃべりをしたのか

それとも黙らせられたのか

 

(赤ん坊は泣き声で居場所を知られるから

 殺せ、と言われたのだろうか?)

 

 

 

いざとなれば自決せよと言われていたのだろうか?

 

 

南部の特徴としては、庶民のご遺骨が多いという。

 

 

兵士たちは、手榴弾をずっと持っていたという。

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・ほら、腕のさ、ここが

ないでしょ

手榴弾にぎったまま 自爆したんじゃないかなってさ・・・」

 

 

 

 

 

 

ガマフヤーとは、「自然壕を掘る人」という意味なのかもしれないが

私には、時間の地層を掘る人のように思える。

 

なにかを救う人に共通した、雰囲気のようなものを感じられ

少し、私は学びつつある。

 

 

 

見て見ぬふりをしない人に、共通した雰囲気が

あるのかもしれません。

 

ご本人には自覚できぬが・・・

 

 

実行に移す人というのは、すごい。

なんと強いのでしょうか。