タイガーマスク | 格闘するものにハナマル

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大山倍達で書いた「空手バカ一代』は、

実在の人物をモデルにした漫画であるが、

同じく梶原一騎原作の漫画『タイガーマスク』からは

実在のプロレスラーが生まれた。

 

私がタイガーマスクを見たのは、

深夜の録画プロレス番組でのことで、

今や伝説的になったダイナマイトとのデビュー戦である。

破壊力は溢れるが大味なプロレスと違って、

当時の私にとっては信じられないスピードで、

相手の後ろに回り、アクロバティックな動きをし、

キックを放ち、ジャーマンスープレックスをする

今までに見たことのないパフォーマンスだった。

 

まったくプロレスに興味のなかった私が、

その後タイガーマスクの名を見るのは、

スポーツ新聞の記事でのことである。

なんでも、プロレスを辞めて、新しい格闘技を始めるとのこと。

タイガーマスクは、佐山聡という人だった。

当時の私は格闘技にも興味がなかったため、

「タイガーマスクを捨てて、新しい格闘技をやる」

という選択は理解ができなかった。

 

高校の頃には、中国武術・空手などにかなりの興味をもっていた。

『格闘技通信』『ゴング格闘技』などは、

プロレスと格闘技をその違いも曖昧なままに、

ある種同一線上で扱っていたが、

貴重な情報を提供してくれる雑誌でだった。

UWFのレスラーたちの師匠カール・ゴッチも、これらで知った。
 
「プロレスの神様」と呼ばれたゴッチは
ビリー・ライレージム、いわゆる「蛇の穴(スネークピッド)」で、
キャッチ・アズ・キャッチ・キャン・レスリングを身に付けたレスラーだ。
この「蛇の穴」が、漫画タイガーマスクの「虎の穴」のモデルである。
佐山はこのゴッチのもとで鍛えられたということだ。
 

そしてある日、やはり深夜の番組だったと思う。

佐山が立ち上げた新格闘技、シューティングの

合宿風景のドキュメント番組が放送された。

 

 

引いた。

いや、かなり引いた。。。

ワザとキレてるるのか、マジでキレてるのかわからないけど。

ホントに引いた。

 

そして、この番組とそう変わらない時期(たしか)に、この本が出た。

 

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近年では、修斗を題材にした漫画も描かれ、好評を博した。
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