ずっと

あたしは不幸だと思っていた


あんなことあったし

こんなことあったしって


不幸ばかり数えては

自慢げに話していた


悲壮感、幸薄いをひっさげて




ここ数ヶ月

意識的に
「ある」に目を向けるようにしています


歩いてる時
ついクセで下を向いてしまうので

気づく度
顔を上げ空を見上げるようにして
視野を広げるようにしています

そして回りに目をやり
「ある」探しスタート!

本当にあるんですよ
何でもあるんですよ

気にしないから見えなかっただけで
溢れるほど有り余ってる


そんな日々を過ごしていたつい先日

そういや私って
両親がもう一人子供が欲しいと望み
産まれた事を思い出したんです

もうこの時点で幸せですよね


そこから幼少期をなぞっていたら
なに不自由なく過ごせていた

欲しいものは「欲しい」と言えば買ってもらえ
行きたいとこには連れて行ってもらえ
ご飯だって満足なほど食べられてて

愛情だって
たっぷり注いでもらっていた



幸せの世界は
愛の世界 温かな世界

ぬくぬくの世界は
ある意味つまらない


だから敢えて
自ら不幸の世界に行ったんだ
しかも興味本位で


あぁアタシ
不幸味わいたかったんだ


幸せな人は嫌われる
不幸せは仲間が出来る

そんな事も子供ながらに感じてた




ここまで思い出したら

アタシの望み叶ってる笑い泣き


本来の望みでないと嘆くことが
望みだったとはね笑い泣き笑い泣き



不幸の密はある意味美味しかったけど
もうそれは十分味わったので
元の場所に戻ることにしました



だって私の笑顔は
回りを幸せにするって
知っているからてへぺろ


幸せの世界に戻りまーすスター