前期にはことごとく中止となった

小学校の先生方への研修や

保護者との懇談会などが再開されてる。

 

今週あった教師への研修。

 

どうしても保護者の考えに納得できず、

その結果児童への支援が

滞ってしまい、

児童がかわいそうだと悩んでいた教師。

 

「納得がいかない」というところには

自分のストーリーと

相手のストーリーの違いが存在してる。

 

自分の生きてきた体験、

価値観・・・、

そんなものからできてるストーリーの中で

相手のことを理解しようとすると、

「わからない」「納得できない」

あげくに、「考え方がおかしい」

となってしまう。

 

だけど、

相手にもストーリーがある。

 

先日の研修では

どうもうまくいかない保護者支援に

きちんと向き合おうとしている教師が、

保護者の了解を得て

私が保護者と面談する時間を作り、

彼も陪席した。

 

児童の力になりたい、

支えたいという熱心な担当教師だ。

 

一時間ほど

はじめてお会いした保護者の

お話を聴かせていただいた。

 

そこで語られていく保護者のストーリー。

 

面接終了後、

保護者からは、

こんなにいろんなお話ができるとは

自分でも思わなかった、

すっきりしたと言ってもらい、

当の教師からも、

見えてなかった世界が見えて、

どうして理解できなかったかが分かり、

すっきりしたと言われた。

 

その後、他の教師も含めて

保護者面談についての研修。

 

私から何かいうまでもなく

教師たちは

保護者を「理解できない」という体験は、

保護者が生きてきた人生のストーリーに

丁寧に耳を傾けることができてないという

体験であったということに気づいていた。

 

相手のいるところから

相手が体験している世界を観る。

 

傾聴の基本である。

 

そうすると、視野が広がり、

見えてなかったことが見えてきて、

すとんと納得できることが増えていく。

 

どの教師も若いが、

児童の支援に真剣に取り組み、

彼らの生きにくさに手をさしのべようと

一生懸命だ。

そして、児童を支えるなら

保護者も、ということを実感してくれた。

 

いろんな教師がいることは知ってるが、

今回の研修で出会った教師は、

教育の未来の可能性を

感じさせてくれるすてきな人たちだった。