物事を丸暗記するのが

若い頃から苦手だった。

 

私立ではなく

国立大学を受験した理由のひとつも

それだ。

歴史の年号を

ひとつひとつ覚えるのは

面白くないし苦手だけど

物語を読むように

時の流れの中の人間模様をのぞくのは

好きだった。

 

そんな私が、60歳を前に

丸暗記を必要とする4時間の試験に

挑もうとしている。

 

勉強のしかたも

根を詰めて長い時間集中する力は

もはやない。

ちょこちょこと間食するみたいな勉強法。

 

いやはや、こんな人生、

想像もしてなかったな。

 

受験に際して、

「配慮の必要な人は申し出ること」とあった。

今までの人生、

このような注意書きとは無縁できたが、

今回は

頓服で吐き気止めをのめるように、

水分をちょっとずつ取れるようにと

4月半ばに

よっと勇気を出して申請をした。

 

よっと・・

そう、配慮をしてもらうということには

思った以上に

勢いというか勇気というものが

いるものんだなあと

改めて気づいた。

 

CMLにならなかったら

わからなかったかもな。

気づける体験

よかったかもな。

 

 

そうこうするうちに

昨日から受験手続きが始まった。

 

必要なものを集めるのに、

旦那が協力をしてくれた。

ありがたい。

 

いつか人生を振り返って、

頑張った何ヶ月かだったなと

旦那と笑って話せるといいなあ。