今日は弟、淳嗣の命日
もう9年かぁ。
9年前、突然の電話に頭の中真っ白になって、涙止まらない自分をとにかく落ち着かせなきゃって新幹線で、
でも、頭の中はグルグルして。
隣のお婆さまが、事情はわからないけど、気をしっかり持ってね、と、励ましてくださったのだけ覚えてる。
第一発見者が会社の方だから、私たちは警察の方が状況を把握されるまで、淳嗣に会えなくて、
一体、何がどうなったの?と、ずっと震えが止まらなかった。
今だから、大変だったなぁ、だけど、
母が入院していて、
もう1人の弟と、
親より先に弟のお葬式を
子供たちだけで分からないなりに手探りでとりおこなって、、
どうやったか、全然覚えてない
30歳になったばかりの私は、お葬式ではこれでもか、と母の分まで泣いて、
しっかり見送って
お骨になってからは、弟の荷物片付けたり役所に行ったり、
やらなくちゃいけない事が、調べればたくさんあって、わからないなりに毎日奮闘してました。
なぜか、式が終わった途端に涙が一切流れなくなったんですよね
あぁ、お姉ちゃんとして、クヨクヨしてる暇はない、こっからはやらなきゃいけない事やらなくちゃって心を奮い立たせてたんだと思います。
多分。
諸々終えて東京に戻ってきた時、
お世話になってる先輩や、
当時良くしていただいた故 勘三郎さんに、
楽屋に呼んでもらって、
大丈夫?
お芝居やめないよね?
今は辛いかもだけど、これも引き出しにする気持ちで負けるなよ。
と、みなさんに暖かい言葉をかけていただいたのも覚えてます
お姉ちゃんとしては、
急なお葬式なのに、途絶える事ない列の参列者のみなさんから、弟が本当に愛されてたんだなぁと胸がいっぱいになったのを覚えてます
もう、9年かぁ。
元気にテニスやってるかな〰