こんばんは。

 

今日からご紹介します作曲家、

ピョートル・イリイッチ・
チャイコフスキーは1840年、
ロシアの地方都市ヴォトキンスクで
生まれました。


10人の農奴を所有する貴族の家でした。
当時のロシアは身分制が厳密でした。
チャイコフスキーは貴族の家に
生まれたおかげで作曲家としての
洋々たる人生を歩み始めました。

 


ただ、はじめは音楽は趣味であって
法律学校へ進学し、
1859年(19歳)法務省へ入省しました。
それでもやがては音楽理論を勉強し、
音楽への道を志すようになります。

 

1862年(22歳)、サンクトペテルブルクに
新しくできた音楽院の
一期生として入学しました。
法務省は翌年退職します。


音楽院ではいろいろと作曲を開始します。
1865年末(25歳)、音楽院を卒業し
翌年からモスクワの音楽教室の
講師になります。


その1866年(26歳)に作曲したのが
交響曲第1番「冬の日の幻想」です。


これはすばらしい音楽で、
若々しい熱気と美しいメロディーに
あふれています。


私も演奏しましたが、

弾いていて非常に楽しい曲です。
随所でベートーヴェンの「運命」を
モデルにしたことがわかります。


チャイコフスキーが好きな方は
必聴の名曲です。


こうして彼の作曲家人生は
前途洋々たるものでした。


それではまた。