超大恒星消滅の際に放つガンマ線バースト、観測歴史の30年目に観測される

 

(45億年前の恒星が重力崩壊し、ブラックホールが生成される際に放出されるガンマ線バーストの想像図 ©️東京大学宇宙線研究所/若林菜穂)

 

 

東京大学、京都大学、東海大学、ドイツ・マックスプランク物理学研究所 (MPP) などの国際共同研究チームは2019年1月14日、NASAのX線観測衛星Swiftやガンマ線観測衛星Fermiからの緊急連絡 (アラート) を受け、カナリア諸島ラパルマ島のチェレンコフ望遠鏡MAGICで観測を開始しました。

その結果、300 GeV (ギガ電子ボルト、注2) 以上の高エネルギーを持つガンマ線の光子を10秒間に200-300個という高頻度で観測し、その最高エネルギーは1 TeV (投稿者注:1テラ- 1兆-電子ボルト;可視光線の1兆倍) まで伸びていました。

 他の光学望遠鏡の観測結果から、この高エネルギーガンマ線は、45億光年 (赤方偏移0.42) 離れた天体から放出されたもので、太陽質量の100倍程度の大質量星が燃え尽きて重力崩壊し、ブラックホールになる際、対極2方向に出たプラズマのジェットから生成されたガンマ線バーストであると見られています。」

 

上の画像と引用:『地上のチェレンコフ望遠鏡がガンマ線バーストの信号を初観測』テック・アイ技術情報研究所 2019/12/28 

https://tiisys.com/blog/2019/11/22/post-37876/

 

 

 

※参考

(重力波を生んだブラックホール合体のイメージ)

「重力波とは、物体の質量によって生じる時空間のゆがみが波として伝わる現象だ。約100年前にアルバート・アインシュタインが予言した。検出可能な強い重力波の発生源としては、中性子星またはブラックホールからなる連星の合体、ある種の超新星爆発などが考えられている。」

 

 

(ブラックホールが誕生する瞬間に見られるガンマ線の強烈な閃光現象『ガンマ線バースト』)

 

上の二つの画像:『ガンマ線バーストで宇宙創成の謎と元素の起源に迫る』河合誠之 東京工業大学

https://www.titech.ac.jp/research/stories/faces30_kawai.html

 

 

※NAVERまとめですが、関心がある方はどうぞ・・・

『【2020年最新情報】ベテルギウス超新星爆発の兆し【ガンマ線バーストで地球滅亡?】更新日: 2020年01月03日

https://matome.naver.jp/odai/2150403389680676501