画像(「殺処分」は減ったが、「闇処分」が活発に...。日本は海外から「動物愛護の三流国」と見なされている Photo:Kurita KAKU/Getty Images)

 

例1 犬・猫 ~ ウソ

【ペットジャーナリスト・阪根美果氏談】

「統計上は犬や猫の殺処分が減っている自治体は多いのですが、その多くは動物愛護団体や個人のボランティアが引き取り、里親を探しています。そうした方々が必死に保護しても、営利目的の悪徳ブリーダーが過剰繁殖を繰り返すので供給が止まらず、安易に飼い始めた飼い主が身勝手な理由で自治体に持ち込んだり、捨てたりするため保護が追い付かない状態です。。。

19年6月に改正された動物愛護法では、繁殖犬や繁殖猫、販売される子犬や子猫にはマイクロチップを装着し、登録することが義務づけられましたが(公布から3年以内に施行)、ブリーダーの段階では子犬や子猫は装着前なので遺棄・殺処分をしても明るみに出ることはありません。また、現行の法律では飼育施設や繁殖回数などに具体的な数値規制もないため(環境省令として検討中)、事実上、犬や猫の過剰繁殖と闇の殺処分が、し放題なのです」」

上の画像を含めた出所:『「殺処分ゼロ」はまやかし、日本でペットの「闇処分」が横行する理由』岡田光雄:清談社 DIAMOND ONLINE 2020/02/08 

https://diamond.jp/articles/-/227474

 

例2 外来種の爬虫類 ~ほんのちょっとだけホント ~

【ミドリガメを引き取る動物園】

「静岡県河津町の動物園『iZoo(イズー)』は、飼いきれなくなったこのカメを無料で引き取る活動を続けている。外来種として社会問題にもなっているが殺処分は絶対にしない。

園長の白輪剛史(しらわつよしさん 51)は『ついのすみかとして、安心して暮らしてほしい』とほほえむ。。。

1年間に引き取る爬虫類約1000匹のうち半数以上がミドリガメ。見分けが付かないため、後になって渡したカメを見せてほしいなどと問い合わせないことが条件だ。

18年5月には、より多くのカメを引き取るため、クラウドファンディングで資金を募り、最大約8000匹を収容できる人工池を完成させた。池の壁は垂直で、カメが逃げないようにした。また陸をつくらず繁殖しにくくしている。

『外来種を飼育するなんて』と非難する声もある。だが罪のないカメを殺すことには反対だ。ミドリガメは安価だが、40年生きる個体もいる。『飼育が難しくなったら捨てるのではなく、まずは相談してほしい』と語った。」

引用:『飼えない「ミドリガメ」に余生を 引き取り続ける動物園 「外来種、でも罪はない」』東京新聞 2020年8月21日 

https://www.tokyo-np.co.jp/article/50206

 

例3 クマ ~ 昨年度、3頭を除いてはウソ

画像(母グマを殺され、孤児グマとして引き取られ育てられた「太郎」)

 

「2019年度、5,736頭(ヒグマ711頭、ツキノワグマ5,025頭)の野生のクマが捕殺されました。その多くは、人を襲ったり危害を加えたりしたクマではありません。荒廃した森の中で食べるものを見つけられず、生きるために人家の近くにたどりついてしまったクマたち。『襲われるのではないか』『怖い』…、人間のそんな誤った認識から、ただ人前に出てきてしまったというだけで捕らえられ、殺されてしまう命があることをご存知ですか。」(JAMMIN=山本 めぐみ)

【一般財団法人「日本熊森協会」会長・室谷悠氏談】

「クマは元来、ものすごく警戒心の強い生き物です。隠れるところがないような場所にはふつうは出てきません。しかし過疎と高齢化によって人が減って人手がなくなり、雑草や木々が生い茂って見晴らしが悪くなり、高齢者のご家庭では動くことが難しくなって、庭に成ったカキの実や生ゴミを放置してしまったりして、クマを誘引する条件がそろってしまうのです。。。

2019年、新潟県で捕殺されたクマの数は543頭でした。生息推定数の58パーセントにあたります。捕獲されて命が救われたのは今回の3頭だけ。たった3頭の命を救うだけでもこんなにたいへんなのだと痛感しました」

 

画像を含めた出所:『年間殺処分5500頭超 「殺さないで」、クマとの共存訴え』altena

https://news.yahoo.co.jp/articles/0a2cc2b7e6610c183e2233e3754048ef3e427ae9?page=1