「汗は血液から作られていることはご存じですか。体温が上昇すると発汗の準備のため、血液からミネラル分と水分が汗腺に取り込まれます。この時、身体にとって大切なミネラル分は殆どが血液の中に再吸収され、水分だけが皮膚の表面から出てきます。これが本来の汗です。つまり"良い汗"なのです。
ところが、発汗を促す交感神経の機能や汗腺の機能が鈍っていると、ミネラル分の再吸収が行われず、水分と一緒に皮膚の上に出てきます。これが"悪い汗"です。
普段あまり汗をかかない生活をしている人に多く見られる現象です。ミネラルは体の生理機能を円滑にする大切な栄養素です。それが"悪い汗"とともに体外に流出し、その結果、不足状態に陥ってしまうと内蔵の機能低下など様々な体調不良をもたらすことになるのです。」
引用:『汗について知ろう』南東北
http://www.minamitohoku.or.jp/up/news/minamitouhoku/topnews/201007/topic.htm
★「人間の体には約200万~500万の汗腺(日本人の場合、230万ほど)があると言われます。
しかし、その半分近くが普段は活動していません。
さらに、冷房のきいた室内に長時間いると、汗をかく必要がないと体が感じ、活動中の汗腺も休止状態に陥り、汗腺数はさらに減ってしまいます。
活動中の汗腺数が減ると、一つの汗腺は他の休んでいる汗腺の分まで働かなければなりません。すると、ミネラル分を血液へ十分に戻すことができなくなり、 べたべたとした『悪い汗』をかいてしまうようになるのです。
○衰えた汗腺で分泌される『悪い汗』とは?
●ベトベトしていて、蒸発しにくい ●汗の粒が大きくダラダラかく ●ニオイがあり、塩分が含まれるためしょっぱい ●熱中症になりやすい
▲汗腺トレーニング
●お風呂につかる(シャワーだけではNG。浴槽につかりましょう)
ジワっと汗をかくくらいの時間、浴槽の湯に浸かるようにすることが汗腺のトレーニングに。これなら難しくないですよね。さらに入浴後もすぐにエアコンにあたることは避け、ジワジワ汗をかくことが大事です。
●体を温める食材を摂る
食材としては、一年中入手しやすいショウガなどを料理に取り入れることもおすすめ。さらに、水分補給時も冷えすぎたものを摂らないように注意しましょう。
●運動をする
早朝や夕方以降の涼しい時間帯のウオーキングをはじめ、ヨガのような軽度の運動が汗腺トレーニングには向いています。最近流行のホットヨガなどもいいですね。
●エアコンに頼りすぎないようにする
汗をかいて、『周囲から汗臭いと言われたくない……』と思うあまり、ついつい冷房の効いている室内に入ってしまうのは、季節の変化に鈍感なカラダを作ってしまいかねませせん。
そうした積み重ねでニオイを発する『悪い汗』をかきやすくなるばかりか、熱中症になりやすい体を作ってしまうことにもなるので、少しの汗をかくくらいは普通だと発想を転換してみましょう。
引用:『あなたの汗は大丈夫? 夏の熱中症予防の「いい汗」と「悪い汗」とは?』
https://tenki.jp/suppl/sumiyo/2016/07/10/13791.html
★「手のひらに限らず多汗症は、周囲からは『汗っかきの体質』と見られるため、生まれつきとして諦める人が多いのですが、適した治療により治すことができます。悩むよりも『皮膚科』や『専門のクリニック』を受診し、医師に相談するのがよいでしょう。
治療方法は症状などによって異なり、
(1)心身療法
(2)薬物療法
(3)イオントフォレーシス
(4)外科手術(多汗症内視鏡手術)
のいずれかを進めることになるでしょう。
『イオントフォレーシス』は、手のひらを水道水に浸し、そこに微弱電流を流すことで過剰な発汗を抑える療法です。薬物療法と同じく、根治には至らないため、約2~3週間に1度の通院が必要です。
『多汗症内視鏡手』術は、内視鏡によって背中の交感神経を切断することで、多汗の症状を完全に抑える治療です。手術の時間が短い、当日に帰宅できる、痛みがほとんどない、手術痕が目立たない、健康保険が適用される、などの理由から、現在普及しつつある治療法です。」
引用:『手汗がすごい!「手掌多汗症」の治療』2018-6-11
https://www.hospita.jp/medicalnews/20180521u/
画像:『【汗っかきもう勘弁!】汗かきを治す・改善するための7つの方法と対策』
https://sabaoku.com/2017/07/10/ase-iyada/
