北極海航路を商業利用=17年にも本格化―日ロ合意
日ロ両政府は、極東から大西洋へ通じる北極海航路の商業利用を、2017年にも本格的にスタートさせることで大筋合意した。日本政府関係者が2日、明らかにした。日本にとり、中東経由に依存してきたシーレーン(海上交通路)を多様化し、リスクを分散するのが狙い。ロシア側は天然ガスなどのエネルギー輸出拡大を期待しており、北極海を通る日本商船に砕氷船を随行させる形で協力する。
氷に覆われた北極海航路はこれまで、夏の限られた期間しか通航できず、商業利用には向かないとされていた。しかし近年は地球温暖化の影響で氷が解け、航行可能な範囲や期間が拡大。新たな物流ルートとして注目を集めている。