インド、中パ連携警戒 中国軍越境 合同演習控え対応苦慮 | まさつぐのブログ

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インド北東部アルナチャルプラデシュ州で中国人民解放軍が両国の実効支配線を越えて駐留した事件で、インドの専門家からは、カシミール地方の印パ緊張に乗じて、中国側が軍事的圧力を強めた行為で、中パ両国軍の連携した動きだ、との見方が出ている。

印メディアによれば、中国軍の20~30人が13日、インド側に約20キロ侵入し、3~4日間駐留した。中国軍は、今春にもカシミール地方のインド側に約3週間駐留しており、別地域で同様の事態が起きたことになる。

カシミール地方では、インドとパキスタン軍の交戦も続いている。インドと軍事的に対立する中国とパキスタン両国は蜜月関係にある。 このため、インドでは、パキスタンがカシミール地方での中印両国軍の対峙(たいじ)を利用しているとの見方がされてきた。

今回、アルナチャルプラデシュ州で中国軍の侵入が起きたことについて、元陸軍高官のバクシ氏は地元テレビの取材に「インド軍がカシミールでパキスタン軍の対応に手を取られている状態に中国軍がつけ込み、北東部でインド側へさらに圧力をかけた」と分析し、中パ両国軍が連携しているとの見解を示した。

ただ、中印は緊張緩和のため、中断中の合同軍事演習を年内に再開することを目指している。インド外務省は21日、今回の越境事件を「重要な事件ではない」と発表するなど、インド政府は事態の沈静化を図っている。こうした中国側の顔色をうかがった対応について、印シンクタンク・安全保障研究財団のモイトラ研究員は「シン政権は来年の総選挙を前に1つのミスも犯すまいと極度に慎重になっている。中国に誤ったメッセージを送っている」と批判している。