仏紙で「尖閣論戦」 中国大使寄稿に日本大使が反論
産経新聞 [11/10 15:00]
【ベルリン=宮下日出男】フランスのルモンド紙は10日付紙面で、沖縄県・尖閣諸島について、「領有権は中国ではなく日本にある」と主張する小松一郎駐仏日本大使の寄稿を掲載した。孔泉・駐仏中国大使が同国の領有権を主張する寄稿を同紙に掲載したのを受けて反論した。
在仏日本大使館によると、寄稿で小松大使は、尖閣諸島が戦後のサンフランシスコ講和条約で日本が放棄した領土に含まれず、米国の施政下でも中国から抗議がなかったことを指摘。
中国側の主張は「戦後の国際的法秩序を一方的に改変しようとする試みだ」と批判した。また、在留邦人が危害を加えられるなど中国で強まる反日活動について、「日中間の協力強化のために良い手段とは到底思えない」と非難し、「日本は暴力に屈しない」と強調した。