中国、工業生産の低迷続く | まさつぐのブログ

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中国 景気減速が鮮明 追加利下げ視野
産経新聞 [6/10 07:55]
中国の消費者物価指数(写真:産経新聞)
【上海=河崎真澄】中国の景気減速が一段と鮮明になってきた。中国国家統計局が9日発表した5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3・0%の上昇と、前月の同3・4%を下回って約2年ぶりの低水準になった。中国でCPIは経済成長率にリンクして変動する傾向にあり、6月以降も伸び率の低下が見込まれる。

また、同日発表された5月の鉱工業生産は同9・6%増と、前月の同9・3%をわずかに上回ったが、2カ月連続で2桁に及ばなかった。国有企業が中心のエネルギー、素材産業、輸出依存の高い製造業の不調も見て取れる。発電量も同2・7%増にとどまった。欧州を最大の貿易相手先とする中国は、債務危機波及による輸出低迷に危機感を募らせている。景気の悪化や失業者増大が社会不安に直結するためだ。4月の貿易統計で中国から欧州連合(EU)向けの輸出は同2・4%減だった。

すでに中国人民銀行(中央銀行)は8日、3年半ぶりに政策金利を引き下げたが、CPI下降によるインフレ懸念の後退で、追加利下げなど金融緩和の余地が広がった。

公共投資など1兆元(約13兆円)を超える財政出動との2本柱で中国政府は今後、経済対策を打ち出すものとみられる。