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牛丼またピンチ!米国でBSE感染牛
夕刊フジ [4/25 16:56]
再びBSE禍か-。米農務省は24日、カリフォルニア州で国内4例目となる牛海綿状脳症(BSE)に感染した乳牛が確認されたと発表した。米国でのBSE感染確認は2006年以来、6年ぶり。03年に米国で初の感染牛が見つかった際には日本は同国からの輸入を全面禁止。大手牛丼チェーン「吉野家」は牛丼を一時販売停止にするなど大混乱となっただけに今回も影響が懸念される。同省では「問題の牛は処分されるため食用として流通することはなく、安全性に問題はない」としている。牛の月齢は明らかにしていないが、関係筋によると老齢で、飼料汚染が原因の典型的なBSE型ではないという。

米政府は「今後の牛肉輸出、米国の貿易に影響を与えることはない」と主張。今後、国際獣疫事務局(OIE)に報告し、感染原因などを詳しく調査する。

庶民として気になるのは、牛丼への影響だ。米国初のBSE感染牛発見時には、03年12月に日本政府が米国産牛肉の輸入を禁止した後、吉野家は「米国産牛肉でなければ吉野家の牛丼の味を出せない」と04年に販売を休止。06年の輸入再開まで、代替メニューの豚丼などを中心に営業を続けた。

現在、大手牛丼チェーンでは吉野家のほか、「松屋」「すき家」とも一部で米国産牛肉を使用している。

吉野家を展開する吉野家ホールディングスでは「(問題となった米国産牛は)流通しておらず、まったく問題ないと考えている」とし、「松屋」を運営する松屋フーズは「当社がメーンで使っているのはカナダ産牛肉。 仮に米国産が輸入禁止になっても影響を受けるとは考えていない」。

「すき家」のゼンショーホールディングスでも「安全が確認できたものだけを使用している」とコメント。とりあえず心配はないようだが…。米BSE「風評被害」に懸念=販売中止はせず―スーパー・外食
時事通信 [4/25 19:54]
米国で24日、約6年ぶりにBSE(牛海綿状脳症)感染牛が確認された。米産牛肉を扱う国内のスーパーや外食業界は、感染牛が日本の輸入条件から外れる月齢30カ月以上の乳牛とされることから「特段の対策は取らない」(ダイエー)と冷静だ。ただ、問題が広がれば消費者の牛肉離れが起きる可能性があり、「風評被害」への懸念も生じている。東京電力福島第1原発事故の影響で「食の安全」が揺らいでいるだけに、混乱を招かないよう消費者への適切な情報開示が必要になりそうだ。
日本の米産牛肉輸入量は2003年に米国でBSEが発生し輸入停止となる直前は、オーストラリア産と並ぶ20万トン台。BSE発生による輸入停止でゼロになったが、05年末の再開後、徐々に拡大した。 10年度は約9万9000トンとなり、輸入量全体(約51万2000トン)の約2割まで回復した。
今回のBSE発生に、大手牛丼チェーンの吉野家は「直接的な影響はなく、特別な対策を打つ必要はない」と冷静な姿勢を示した。「すき家」のゼンショーも「消費者から聞かれれば独自の調達ルートを説明し、理解してもらう」と強調した。焼き肉チェーン「牛角」を運営するレインズインターナショナルは「現時点で仕入れを含め影響はない」とみている。
一方、スーパーは「消費者の不安を無用にあおることはしない」(大手)として、現状では商品を撤去したりしない考えだ。別の大手は「今後新しいリスクが出れば対応を検討する」と、当面は情報収集を急ぐ方針を明らかにした。