でもゲハ利用されているのを見るのはちょっと嫌かなあ…個人的にはコナミが猛省して誠実な対応をしてくれればそれでいいのですが、今の問い合わせを見ているとそんな気はさらっさらしないね!FAQでさらっと嘘ついてるうちは、諦めた方がいいでしょう。
今回はやや長いかも。まずは一覧表ぺろり。色分けめんどいので省略しました。
比較元:掛川恭子訳(講談社・コラボ本)
村岡花子訳(新潮文庫・改定版)
村岡花子訳(講談社・青い鳥文庫)
奥付のタイトルの「ANNE」:新潮村岡訳が一致
マシュウ:新潮・青い鳥村岡訳が一致
グリンゲイブルズ:一致なし
ホワイトサンズ:掛川訳が一致
よくしてくれたかったには違いないと思う:新潮村岡訳が一致
ケティ:新潮・青い鳥村岡訳が一致
ヴィオレッタ:新潮・青い鳥村岡訳が一致
腹心の友:新潮・青い鳥村岡訳が一致
あの女の子:新潮村岡訳が一致
リンド夫人:新潮・青い鳥村岡訳が一致
リンド婦人:一致なし
樺の道をダイアナが名づけた:新潮村岡訳が一致
アイスクリームのことを考えてよ!:新潮・青い鳥村岡訳が一致
石板:一致なし
喉頭炎:新潮・青い鳥村岡訳が一致
バーリー夫人:新潮・青い鳥村岡訳が一致
アン、またはコーデリア:新潮村岡訳が一致
討論クラブ:全て一致
ジョセフィン伯母さん:新潮・青い鳥村岡訳が一致
お化けの森:新潮村岡訳が一致
命令ゲーム:一致せず
では前回読んだところの確認からスタート。
高嶺:アンが学校に戻って、ミニー・メイの喉頭炎の応急処置をしてバーリー夫人からようやくダイアナと会うのを許してもらえたところ。
高嶺:小さい子の急性喉頭炎に冷静に対応できるなんて、すごいと思う……。でも"アン、またはコーデリア"って。
17章から18章の終りまで進んだ、ということですね。検証ワードは「喉頭炎(こうとうえん)」「バーリー夫人」「アン、またはコーデリア」です。急性喉頭炎は、引用というよりは愛花の感想にあたる文脈なので検証からは外します。まずは「喉頭炎」から。
「クループにかかったらどうすればいいかくらい、ちゃんとわかっているから大丈夫よ。ハモンドのおばさんが双子を三組産んだこと、忘れているわね。三組の双子の世話すれば、すごくいろんなことを経験するものよ。(略)」(掛川訳P.254より引用)
「喉頭炎(クルウプ)ならどうすればいいか、あたしよく知っててよ。あんた、ハモンドさんとこでふたごが三組もあったってこと忘れたのね。ふたごを三組も世話すれば、しぜん、いろいろな経験をするものよ。(略)」(新潮村岡訳P.245より引用)
「喉頭炎ならどうすればいいか、あたし、よく知っててよ。ハモンドさんのところには、ふたごが三組(みくみ)もあって、それがつぎつぎに喉頭炎にかかったのよ。さあ、行きましょう。」(青い鳥村岡訳P.182より引用)
喉頭炎、と発音しておりルビもないことから「喉頭炎」は村岡訳(新潮・青い鳥)が一致しました。
次に「バーリー夫人」を検証してみましょう。これがちょっと難しかったのですが、検索ベースを青い鳥文庫にすると見つけやすかったです。
"バリーのおくさんの顔が険しくなった。バリーのおくさんは偏見が強くて、好ききらいの激しい人で、怒ると氷のように冷たく、むっつりだまりこむタイプだった。"(掛川訳P.232より引用)
"バーリー夫人の顔はけわしくなった。彼女は先入主と偏見の強い女で、そのおこり方も冷たく、黙りこんでしまうという、いちばん、やっかいなたちのものだった。"(新潮村岡訳P.226より引用)
青い鳥文庫 表記なし
Wikiではバリーのおくさん、となっていますがこれは会話内の表記であって地の文の表記ではないので、呼ぶ人物によって呼称が変化します。よってここでは地の文をメインで探しました。変な所があれば指摘をしてください。掛川訳ではバーリー夫人はダイアナのお母さん、バーリー氏はバリーさんと表記されていました。
以上より、「バーリー夫人」は村岡訳(新潮文庫)が一致しました。
次に「アン、またはコーデリア」も検証します。地味なところですがこれもまた訳の違いがあるので検証ワードに入れてみました。場所は17章の手紙の署名です。
"追伸 今夜はあなたの手紙を、枕の下に入れて寝ます。 AまたはC・S"(掛川訳P.243より引用)
"二伸 今夜あなたのお手紙を枕の下にして眠るつもりです。 アンまたはコーデリア"(新潮村岡訳P.238より引用)
"二伸 今夜あなたのお手紙をまくらの下にしてねむるつもりです。"(青い鳥村岡訳P.179より引用)
本文の署名ではなく、追伸の方の署名です。ここから、「アン、またはコーデリア」は新潮村岡訳が一致しました。
ふう、これでまず最初の検証は終了。今回は多そうで嫌な予感がプンプンでござる。
今回は独り言なし、途中経過1回聞けました。
高嶺:討論クラブの夜に、ダイアナとジョセフィン伯母さんにとび乗っちゃって、お化けの森にお使いに遣らされたところ。
高嶺:それにしても、この頃の女の子って本当にお淑やかに躾られてたのね……わたしなら、きっと我慢出来ないと思う……。
も、ものすごいまとめ方しますね愛花さん!
たしかに19章と20章をまとめたらそんなふうになりますけども、まるでジョセフィン伯母さんに飛び乗ったから、お化けの森に行かされたみたいなまとめかたは誤解を招くぞ!
実際はお手元の本で確かめていただければわかるので割愛しますが、それにしてもこんな乱暴なまとめかたをするとは……シナリオ書いた内田さんは本当にアンが好きなのか?と首をかしげたくなるぜ。
今回の検証は「討論クラブ」「ジョセフィン伯母さん」「お化けの森」です。うひー!まずは「討論クラブ」!
「それじゃあ、頭を冷やすんだね、行かないんだから。自分の家で、自分のベッドに寝るのが一番だよ。それに討論クラブのコンサートとかがだね、ばかばかしいのもいいとこだよ。(略)」(掛川訳P.266より引用)
「なら、落着いてもさしつかえないよ、行くことはないんだから。家のベッドにいるにこしたことはないし、討論クラブの音楽会なんてくだらないかぎりだよ。(略)」(新潮村岡訳P.260より引用)
「なら、落ちついてもさしつかえないよ。行くことはないんだから。討論クラブの音楽会なんてくだらないかぎりだよ。(略)」(青い鳥村岡訳P.192より引用)
ということで、「討論クラブ」については掛川訳・村岡訳(新潮・青い鳥)すべて一致しました。攻略wikiの検証表は抜きだす単語が違っていたかもしれませんね。後ほど修正を提案してみます。
次に「ジョセフィン伯母さん」についてみて行きましょう。これは呼称からアン、またはダイアナの会話文からと推測します。
「ジョゼフィーヌおばさまよ」ダイアナが声を押し殺して、笑いながらいった。(掛川訳P.075より引用)
「あれはジョセフィン伯母さんよ」ダイアナは笑いころげながら答えた。(新潮村岡訳P.269より引用)
「あれはジョセフィン伯母さんよ」ダイアナは笑いころげながら答えました。(青い鳥村岡訳P.197より引用)
ということで「ジョセフィン伯母さん」は村岡訳(新潮・青い鳥)が一致しました。次!「お化けの森」!
「<幽霊の森>を通ってなんかいけないわ、マリラ」(掛川訳P.293より引用)
「だって『お化けの森』は通れないんですもの、マリラ」(新潮村岡訳P.286より引用)
「だって、『おばけの森』は通れないんですもの。」(青い鳥村岡訳P.210より引用)
結果!「お化けの森」は新潮村岡訳が一致しました。うひー!これで途中経過終了。
どこまで読んだのかの結果は前回宣言した通り25章にしておきました。愛花はそれよりは遅れているようです。1回に10章読む計算でいかないと多分ネタバレ防止の台詞に潰されるので、ハイペースで進めていきます。
愛花はどこまで読んだのでしょうか?
高嶺:アンが、ミセス・アランに痛みどめ入りのケーキを出しちゃって。新しい女の先生がやってくるっていうところ。
高嶺:アンがマリラに、「自分のことじゃなくて、どうすれば相手が喜ぶかを考えなさい」って言われるでしょ?あれね、わたし、ママからよく言われるの。
高嶺:面白かった。クスッ……ダメ、思い出し笑いしちゃいそう。
22章の所までですね。だいぶ進んだのであと3回ぐらいで終わるかな?
最後に感想交換タイム。
高嶺:ねえ、アンが屋根から落ちて、大怪我をするところ、あるでしょ?
加藤:あった。命令ゲームだっけ?
高嶺:そう。駆けつけたマリラがアンを見て、取り乱しちゃうじゃない?すごく、切なくなっちゃった。
加藤:アンがかけがえの無い存在だって気付くんだよな。
高嶺:うん……ママがこの本を私に読ませたかったわけが分かった気がする。
えーと…愛花さん?愛花さん22章まで読んだのになんで23章のこと話始めるんですか。そんな嘘つくなら23章まで読んだって言えばいいじゃないですかー!
まあ単に20から25章内での「ココマデ」の台詞が22章しかなくて、「感想用」の台詞は23章しか撮っていなかったとかじゃないでしょうか。しかし何度も言うが雑だなぁ…
さて、「命令ゲーム」が最後の比較検証ワードですね。ファイッ!
”そのころにはもうゲームにもあきて、なにかもっとおもしろいことがないかという気になっていた。そこで出てきたのが、「挑戦ごっこ」だった。”(掛川訳P.325より引用)
”さまざまのゲームにもあきてきて、なにかすばらしくおもしろいことはないものかと考えているうちに「命令遊び」というのが出てきた。”(新潮村岡訳P.318より引用)
”なにかすばらしくおもしろいことはないかと考えているうちに「命令遊び」をしようということになりました。”(青い鳥村岡訳P.228より引用)
ということで「命令ゲーム」については全て一致せず、という結果になりました。「命令ゲーム」は今のところどの訳本にも書かれていないようです。オリジナル訳なのかしら?
さて、こんなかんじで検証終了!だいぶ溜まってきたなと思います。












