毎度のことながらネタバレには注意してくださいね。
ではスタート。
まずは前回の読んだところについて確認です。
高嶺:リンド婦人に髪のことを言われて、アンが爆発しちゃって、それで今度は徹底的に謝ったところ。
高嶺:リンド夫人、すっかりアンのファンになっちゃうんだもん……おかしい。でも、赤い髪って素敵だと思うけどな。
リンド婦人なのかリンド夫人なのかどっちなんでしょうか愛花さん。章でいうと10章のところですね。
ここでは「リンド夫人」または「リンド婦人」について引用してみましょう。
"人のいいミセス・リンドは人の心を見抜く力に恵まれていなかったので、そんなことはわからなかった。アンが心の底からあやまったと思いこんだものだから、多少おせっかいではあるけれど、もともと心根のやさしい人だったので、恨みはたちまち消えてしまった。"(掛川訳P.136より引用)
"お人よしのリンド夫人は、それほど鋭い観察眼に恵まれているわけではないので、このことには気がつかなかった。ただアンがいたれりつくせりのわびをしたことだけを見てとると、すこしばかり世話やきがすぎるだけで、根は親切な夫人の胸から怒りはすっかり消えてしまい、(略)"(新潮村岡訳P.128より引用)
"お人よしのリンド夫人は、それほどするどい観察眼を持っていませんでしたから、アンのいたれりつくせりのおわびに、すっかり怒りをといて、(略)"(青い鳥村岡訳P.105より引用)
「リンド夫人」については村岡訳(新潮・青い鳥)が一致しました。「リンド婦人」については掛川訳・村岡訳ともに一致しませんでした。
今回の独り言は1つだけです。
高嶺:"樺の道"って…ダイアナ…
ダイアナが名づけた「樺の道」について引用をしてみましょう。これは15章の序盤にでてくる表現です。
「(略)でも、<カバノキの道>というのは、ダイアナがつけたのよ。どうしてもつけたいっていうから。わたしだったら、もっとずっと詩的な名前を考えついたと思うんだけどな。」(掛川訳P.190より引用)
「(略)でも『樺の道』というのはダイアナがつけたのよ。それにしたいって言うもんであたし、そうさせといてあげたんだけど、でもあたしだったら、ただの『樺の道』なんていうのよりもっと詩的なのにできたろうと思うわ。」(新潮村岡訳P.183より引用)
青い鳥村岡訳にこの部分は書かれていませんでしたので、省略されていると考えてよいでしょう。なお、青い鳥村岡訳には「樺の道」自体の表記はあるのですが、ダイアナが名づけたと言う表現はありません。
「樺の道」「ダイアナ」は新潮村上訳が一致していることがわかりました。
高嶺:ピクニックに行くことになって、その後、ブローチが無くなって……。結局、誤解だってわかったところ。
高嶺:どうしても許してもらえなくて思わずアンが、”アイスクリームのことを考えてよ!”って言っちゃうのが、おかしくて……。
高嶺:ハァ……面白かった。アンみたいな子が本当にいたら、絶対"腹心の友"になるんだけどな……。
大事なことなので2回言ったんですねわかります。途中経過も聞いてみましたが。14章が終わったところ、ということですので15章の序盤である「樺の道」も含むと言う意味でしょう。章ごとにしか台詞を収録していないのでこういう表現になっても仕方が無いかな。
さて、ここでは「アイスクリームのことを考えてよ!」を引用してみましょう。
「(略)ああ、マリラ、お願い、お願いよ、ピクニックに行かせて。アイスクリームが出るのよ!二度と食べられないかもしれないのよ!」(掛川訳P.181より引用)
「(略)おおマリラ、どうぞ、どうぞ、ピクニックに行かせてちょうだいな。アイスクリームのことを考えてよ。二度とアイスクリームを食べることがないかもしれないんだから」(新潮村岡訳P.173より引用)
「(略)おお、マリラ、どうぞ、どうぞ。アイスクリームのことを考えてよ。二度とアイスクリームを食べることがないかもしれないんだから。」(青い鳥村岡訳P.142より引用)
うーん、ちょっと微妙なところですね。引用と考えると「!」の一致がないので「アイスクリームのことを考えてよ!」は部分的に村岡訳(新潮・青い鳥)が一致しました。
ここで読書終了。進歩報告は同じ所だったので省略します。愛花は14章まで読んだということになっていますので、掛川訳P187、新潮村岡訳P180、青い鳥村岡訳P147です。性格には15章に入っていると思われますが。
そして感想タイム。
高嶺:ハァ……。
加藤:ん?なんか、楽しそうだな?
高嶺:思いだしてたの、ダイアナとアンが初めて遊ぶところ。いいな、ああいうの。
1:高嶺だって、友達と庭で遊んだんだろ?
2:"腹心の友"なら、ここにいるだろ?
3:女の子同士って感じだよな?
高嶺:そうなの!おめかしして貰って、お人形さんみたいになってお友達と遊ぶの。楽しかったな……。
相変わらずよくわからん選択肢を考えるな主人公よ。とりあえず3を選んでおきました。
この遊ぶところ、については12章で語られている部分でしょう。特に比較できるワードはありませんでした。
では、続きはまた明日。






