私はコンサルタント依頼が来てお伺いするまでに
その企業、歴史、創業者など知れる範囲で知る努力をします。
弊社がコンサルタントする企業様の多くは、
チェーン展開をされている企業様です。
それ相応な店舗規模・事業規模・ブランドになられてらっしゃるので、
歴史も10年以上、時には50年なんて場合もあります。
そんなとき、当然業種・業態・時代背景などからも
その成長は伺えますが、一番重要なのが、
「創業者の想い」
です。
コンサルタントに入る際に、創業者がまだ現役であればよいのですが、
そうでない場合もあります。
しかしどんなに経営者が変わっても、
「創業者の想い」
に所以するところは絶大です。
私はお会いできない場合でも、社歴や古くからある店舗を伺ったりと
「創業者の姿」
を追い求めます。
そして創業者に思いを馳せ、創業者の想いと自分が表裏したかのように、
創業当時からの様子を想像します。
こんなこともあったかなぁ~?
こういう思いをされてきたのかなぁ~?
その企業を知るということは数値上だけでもダメ、
業種・業態だけでもダメ、時代背景を想像するだけでもダメ、
一番大切なのはどんな方が、どんな思いで、どんな経験をされ、
どんな人たちと仕事をしてきたか?
を自分ごとに思えるほど、思いを寄せることです。
このブログを読まれる方の中にも、どこかの企業で働かれている方も
多いと思います。
自分の会社の創業者(今の社長かもしれません)の想いを知り、
自分が創業したと思えるくらい思いを馳せてみると、
働き方や創業者との付き合い方も変わるかもしれません。