ここ数週間、ニュースで必ずエジプトに関する情報が取り上げられました。


そしていよいよ

「ムバラク大統領辞任」


エジプト反政府側は「平和を勝ち取った!」「正義が勝った!」と

お祭り騒ぎになっております。


今後は軍部主導型の政権に移行するとのこと。

本当にエジプトに民主化と平和は訪れるのでしょうか?


また我々日本人とは原油の問題以外は無関係なのでしょうか?


私は日本人もこのエジプト事例から学ぶべきであると感じております。


今回の件は間違っているかもしれませんが、私なりにネットで調べ考えてみました。



エジプトは1980年の4400万人の人口が2010年には8800万人と倍増しました。

国民の50%は若年層であり、その層の失業率の高さも発端のひとつです。


国民は実をいうとこのような実生活に支障がでなければ

この独裁政権自体への不満はここまで高まらなかったと思われます。


自分達はこれだけ苦労しているのに、上層部の利権・汚職・国民無視政治・・・

がきっかけになっております。


日本人は中東政治に対し、フラットな目線が内容に思います。

何となく「ムバラク大統領=独裁・長期政権=悪」と言う公式だけで

すませてきた感が否めません。


もっとシンプルなものだと思います。


国民は長年に渡り、徐々に徐々に苦しみが増し、国に対し対策を求め・期待し、

裏切られ続けた。それがちょっとしたきっかけで爆発的に大きな渦となり、

大統領辞任までいってしまったのです。


ある意味「独裁政権」かどうかを除けば、日本もいつ暴動が起きてもおかしくなく、

むしろここまでよくも国民は我慢しているものだとも思います。


エジプトの今後は軍部が引き継いでいくようですが、

「ムバラク大統領辞任=民主化」

では全くありません。


エジプトの軍関係者だけで約1000万人。

軍の一部の上層部を除き、国民と同じ感覚です。

要するに生活は楽ではなく、自分の周りには失業者が沢山存在する。


きちんとした理念、国の将来像が見え、しっかりと対策が打たれていかなければ、

余計に国内混乱を招きます。むしろその可能性のほうが高いとも言えます。


では政治はどうすればよいのか???


私は歴史に学ぶべきであり、根底は至ってシンプルなものであると思います。

私の仕事であれば「お客様を笑顔にする」のがたった一つの仕事です。

そしてその為の環境を整え、「感謝」し「ご縁」を大切にする、

出会った方々を必ず笑顔に・・・、です。


嘗て『孔子』はこう言っております。


「政治とは近くにいる人(国民)が喜ぶ事をすればよい。そうすれば遠くの人(海外の人)が

集まるようになり、国は栄える」


私の解釈では

「国民が笑顔になることをする」

「利他精神を上層部が持ち、自分達の利権を捨てただひたすらに国民の笑顔のために

一所懸命働く。結果として上層部にもこれまでの利権とはことなる“幸せ”を知る」


考え方はシンプルで良いし、簡単なものです。

しかし企業で言えば「理念」を持ち、ただひたすらにそこをベースに動ける人は

少ないのも事実。。。


それこそ命懸けでこの事態に取り組める上層部がいることに

ただただ期待する以外ありません。


日本も全く同じ。

国民の笑顔を創造・想像できない方々が上層部にいる以上、

どんな小手先のテクニックを使っても国は一過性の結果(短期的結果)しか

上げられないし、現在はそれすらも上げられていない。。。


この国も変わらなければなりません。


「正しい事」をする。

「正しい事」とは何か?


今回のエジプト事例からの学びは大きく、我々国民一人ひとりも考えなくては

この国もよくならないと強く感じました。