人間は何の為に産まれ、何の為に生きて死んでいくのでしょう!?
「社長になると幸せですか?」
「お金持ちになると幸せですか?」
人間死ぬときには地位も名誉もお金も関係なくなります。
産まれたときと同じです。
お釈迦様はシンプルにおっしゃいます。
「優しい思いやりのある人間になることが一番大事です」
何気ない日々の中で「心の成長」を意識し磨いていくことで、
想像を越える充実し素晴らしい人生が送れるともおっしゃいます。
心が綺麗になるだけではなく、心を磨いていくと不幸も寄り付かなくなります。
その方法をまとめられたものが、
「六波羅蜜」
(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)
という修行です。
①布施 : お賽銭やお坊さんに対する「お布施」を連想されると思います。
元々の意味合いは「他人を助ける」ということ。世の為人の為に生きる。
今風に言うと「思いやり」「優しさ」です。
②持戒 : これは戒律を守るという意。ルールを守る。しかし破ってしまったり、間違いを犯すこと
が人間にはあります。その際素直に反省し、二度と間違いを犯さないよう心がける。
『煩悩』を自覚し、『煩悩』と戦う。人間ならではのものです。
③精進 : 人生は一生懸命努力をすることが大切。怠けずに一生懸命努力をしないさいという意。
禅寺では禅を組むだけが修行ではなく、農作業も立派な修行。
「労働」を通じて心を磨くことが昔から大切にされております。
④忍辱 : どんな苦境にあっても耐え忍ぶことが大事ということ。苦しい事に耐えることも
大切な心磨きの修行。読んで字の如く「辱めを忍ぶ」のです。
⑤禅定 : 毎日心静かに自分の行いを振り返ることです。
良い事でも、悪いことでも人間の心は揺れ動くものです。
その揺れ動く心を毎日静める時間を持つ事でもあります。
⑥智慧 : ここまでの五つの修行を以ってすれば自ずと「真の智慧」「宇宙の真理」に近づき、
至ることができるという教えです。
二千五百年もの昔にお釈迦様はこのような考えをまとめられており、
現代でも変わらずこの教えが生き続けています。
これは“不変”であり、今この苦しい時代こそ「何の為に生きるのか?」という問いを考え、
自分の人生を考えなければ生きている意義・希望を見つけるのは日々難しくなっております。
私も困ってらっしゃる方に手を差し伸べられる人間に。
しっかりとルールを守り、しかし間違ったら謝り、反省し、同じことを繰り返さず、
日々一生懸命働き、苦しい時期や辛い事があっても耐え忍び、
毎日の自分の行いをゆっくり静かに振り返り・・・、
といった人生を目指し、日々を過ごしたいです。